オランダ、日本戦へ「本気モード」
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オランダが来月行われる国際親善試合に向けて、代表メンバーを発表した。
ファンペルシー、ロッベン、カイト、スナイダー、ストロートマン、ファンデルファールト、デヨンクなどなど。主力級選手が順当に選出された。
会場はベルギーのゲンクだが、移動距離も含め、ほとんどオランダのホーム。日本代表にとっては、願ってもないアウェイの強化試合だ。さらに、オランダ戦のあとには、日本はベルギー戦を迎える。
ともあれ、まだ選出されただけ。当日のスタメンはわからない。
また、ベストメンバーが出場しても、どれだけ本気でくるかも未知数。
ただし、オランダを本気にさせる方法はある。
それは、日本が先制点を決めることだ。
さらに、追加点を決めることだ。
つまり、ゴールを奪って、オランダを追い詰めればいい。
オランダは日本なんかに負けられないと、必ず本気になるだろう。
思えば、2010年のW杯では日本は中村俊をはずして阿部をアンカーにいれた守備的布陣でオランダとやりあった。結果的に10で負けたものの、終盤、岡崎が決定機を決めていれば、11という可能性もあった。
今度はどうだろうか。
親善試合とはいえ、日本がオランダとの距離をどれだけ縮めたかがわかる試合となる。縮めたどころか、離されている可能性もあるのだが…
ともあれ、純粋にサッカーの試合を楽しむと考えても、オランダとベルギーの2連戦は非常に楽しみだ。
筆:小松英之 ツイッターはこちら
小松英之(こまつひでゆき)
サッカーコラムニスト。
サッカー専門ブログ「BEE Football Spirit」アドバイザー、コラムニスト。
【略歴】
静岡生まれ。
小さい頃から地元の高校である清水商業や清水東、東海第一(当時)、静岡学園などの試合を見て育つ。Jでは清水サポ。大学卒業後に中国に渡り、日本代表やJリーグの観戦ができなくなるが、あふれるサッカー熱は抑えきれず中国サッカーの観戦及び取材を行うようになる。
【観戦経験】
英プレミア:マンU(香川在籍時)、チェルシー、マンチェスターC。
リーガ:バルセロナ
セリエ:ユベントス、ローマ。
ブンデス:ニュルンベルク(長谷部、清武在籍時)、ハンブルガーSV
【中国Cリーグ】
中国サッカーへの造詣が深く、山東魯能をはじめ上海申花や武漢卓アルといったクラブ関係者と交流があり、Jリーグのアジア枠設置に伴い、中国人選手がJリーグへ移籍する際の窓口の一つにもなっている。また、元中国サッカー協会会長の閻世鋒氏とは何度も会食している。
08年 山東魯能のCリーグ優勝祝賀パーティーに日本人として初めて正式招待。
09年 アジアチャンピオンズリーグ 山東魯能日本人アドバイザー。
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