長友の怪我再発に思う香川のベンチ外
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インテルの長友が怪我を再発させてしまった。
親善試合のオランダ戦で傷めた左のふくらはぎだ。
その後、大事を取ってベルギー戦を回避。これでコンディションは回復したかと思いきや、24日のボローニャ戦で再発。前半23分で無念の交代となった。
W杯を控えたこの時期、一番怖いのは怪我。
ザックジャパンは「選手がトップコンディションなら世界の強豪とも渡り合える」のだが、逆だと「格下にも負けてしまう」。コンディションに左右される度合いが大きいのだ。
ゆえに、レギュラー選手のコンディションは特に気になる。
しかもこの時期、選手はクラブで出場機会が減ると、W杯本番に出場できなくなる可能性がある。そうすると、少しでも無理して出場しようとする。特に欧州はこれからシーズン後半戦に入る。優勝争い、CL出場圏争い、降格争いなど、戦いも熾烈になる。選手は体を酷使しなければならない。
ともあれ、長友に関しては早く情報が出てほしい。
そして小さな症状であってほしい。
その意味では、香川がリーグ戦でベンチ外になったのは、本人のことを考えれば、いい選択をモイーズ監督がしてくれたのかもしれない。
筆:小松英之 ツイッターはこちら
小松英之(こまつひでゆき)
サッカーコラムニスト。
サッカー専門ブログ「BEE Football Spirit」アドバイザー、コラムニスト。
【略歴】
静岡生まれ。
小さい頃から地元の高校である清水商業や清水東、東海第一(当時)、静岡学園などの試合を見て育つ。Jでは清水サポ。大学卒業後に中国に渡り、日本代表やJリーグの観戦ができなくなるが、あふれるサッカー熱は抑えきれず中国サッカーの観戦及び取材を行うようになる。
【観戦経験】
英プレミア:マンU(香川在籍時)、チェルシー、マンチェスターC。
リーガ:バルセロナ
セリエ:ユベントス、ローマ。
ブンデス:ニュルンベルク(長谷部、清武在籍時)、ハンブルガーSV
【中国Cリーグ】
中国サッカーへの造詣が深く、山東魯能をはじめ上海申花や武漢卓アルといったクラブ関係者と交流があり、Jリーグのアジア枠設置に伴い、中国人選手がJリーグへ移籍する際の窓口の一つにもなっている。また、元中国サッカー協会会長の閻世鋒氏とは何度も会食している。
08年 山東魯能のCリーグ優勝祝賀パーティーに日本人として初めて正式招待。
09年 アジアチャンピオンズリーグ 山東魯能日本人アドバイザー。
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