【公式】松本忠之「中国人は反日なのか」(コモンズ出版)著者のブログ

中国が発信している情報を偏見なく紹介します。その他、趣味のサッカー(ガンバ大阪/清水エスパルス/バルセロナ)やお酒の話題など。

本田「長友や香川がビッグクラブ行くから…」

イングランド・オランダ・日本・中国の各国の指導者ライセンスを所持するサッカースクール!

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「(他国から)なめられたままW杯に行くくらいがいい。佑都や真司がビッグクラブに行くから、(日本代表に)いい選手がいるのがバレバレ」

本田が珍しく報道陣に向かって多くを語った。

それもこれも、オランダ戦でいい試合を見せて周囲の批判を弾き飛ばしたからだろう。

インタビューでは、ベルギー戦に向けて日本代表が背負うものは何かと聞かれて、日本はチャレンジャーなのだから背負うものなど何もない、と答えた。そのあとに、冒頭のコメントだ。

この辺の立ち位置の認識は大事だ。

オシム元監督も著作の中で言っている。日本は世界のサッカー界ではまだまだ発展途上国なのだ。経済は世界トップクラスだが。それを勘違いしてはいけない、と。むしろ、他国より実力や歴史で劣っているのだから、失うものは何もない。勝たなければならないとプレッシャーを感じるのは相手国のほうだ、と。南アW杯のグループリーグを戦う日本代表にそうエールを送っていた。

ブラジルW杯も同じだ。日本はまだまだ世界から見れば弱い国。

それだけに、本田はしっかりとその辺の認識をしているのだろう。

そんな、挑戦者の立場で臨むベルギー戦。しかもアウェイだ。

どんな試合を見せてくれるのか。楽しみだ。

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小松英之(こまつひでゆき)

サッカーコラムニスト。

サッカー専門ブログ「BEE Football Spirit」アドバイザー、コラムニスト。

【略歴】

静岡生まれ。

小さい頃から地元の高校である清水商業や清水東、東海第一(当時)、静岡学園などの試合を見て育つ。Jでは清水サポ。大学卒業後に中国に渡り、日本代表やJリーグの観戦ができなくなるが、あふれるサッカー熱は抑えきれず中国サッカーの観戦及び取材を行うようになる。

【観戦経験】

英プレミア:マンU(香川在籍時)、チェルシーマンチェスターC。

リーガ:バルセロナ

セリエ:ユベントス、ローマ。

ブンデスニュルンベルク(長谷部、清武在籍時)、ハンブルガーSV

欧州CL:バルセロナベンフィカ

【中国Cリーグ】

中国サッカーへの造詣が深く、山東魯能をはじめ上海申花武漢卓アルといったクラブ関係者と交流があり、Jリーグのアジア枠設置に伴い、中国人選手がJリーグへ移籍する際の窓口の一つにもなっている。また、元中国サッカー協会会長の閻世鋒氏とは何度も会食している。

08年 Cリーグ武漢光谷の日系企業スポンサー募集担当。

08年 山東魯能のCリーグ優勝祝賀パーティーに日本人として初めて正式招待。

09年 アジアチャンピオンズリーグ 山東魯能日本人アドバイザー。

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