ベルギー代表ルカクの秘密とは?
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今夜、ベルギー戦。
オランダに22といい試合をしただけに、このベルギー戦もいい試合を見せてほしい。せっかくできた上昇気流を失速させたくはない。しかも今日の試合は代表の年内最終戦。今年の締めくくり、来年への弾みという意味でも、下手な試合は出来まい。
ベルギー代表は、ヴィルモッツ監督が「あくまで単なる親善試合」とこの試合をことさら重視することを避けるコメントをしているものの、ホームであること、また、先日はコロンビアに負けていること、さらには日本はベルギーにとっては格下であることを加味すれば、たとえ単なる親善試合でも、負けることは許されないと考えているに違いない。
ベルギー代表の注目選手のひとりであるルカクは、本田、香川、川島などの名前を挙げ、また内田もいい選手だ、と日本人選手をしっかりとチェックしていることを漂わせた。
また、ベルギー代表のヴィルモッツ監督が2002年W杯の日本戦でゴールを決めていたことにも言及。当時9歳だったが、よく覚えているとのこと。そして、「監督が日本戦で素晴らしいゴールを決めていた頃、僕は学校でさらに素晴らしいゴールを決めていたけど、これは監督には内緒ね」とユーモアも忘れなかった。
平常心とリラックスムードが漂うベルギー相手に、日本はどのような試合を見せてくれるのか。楽しみだ。
筆:小松英之 ツイッターはこちら
小松英之(こまつひでゆき)
サッカーコラムニスト。
サッカー専門ブログ「BEE Football Spirit」アドバイザー、コラムニスト。
【略歴】
静岡生まれ。
小さい頃から地元の高校である清水商業や清水東、東海第一(当時)、静岡学園などの試合を見て育つ。Jでは清水サポ。大学卒業後に中国に渡り、日本代表やJリーグの観戦ができなくなるが、あふれるサッカー熱は抑えきれず中国サッカーの観戦及び取材を行うようになる。
【観戦経験】
英プレミア:マンU(香川在籍時)、チェルシー、マンチェスターC。
リーガ:バルセロナ
セリエ:ユベントス、ローマ。
ブンデス:ニュルンベルク(長谷部、清武在籍時)、ハンブルガーSV
【中国Cリーグ】
中国サッカーへの造詣が深く、山東魯能をはじめ上海申花や武漢卓アルといったクラブ関係者と交流があり、Jリーグのアジア枠設置に伴い、中国人選手がJリーグへ移籍する際の窓口の一つにもなっている。また、元中国サッカー協会会長の閻世鋒氏とは何度も会食している。
08年 山東魯能のCリーグ優勝祝賀パーティーに日本人として初めて正式招待。
09年 アジアチャンピオンズリーグ 山東魯能日本人アドバイザー。
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