「ここを去るよ、中国へ行く」ミラノからストライカーが来中!
※当ブログでは、中国1部リーグの呼称を中国で一般的に使われている「中超」に統一いたします。「中超」は中国語の「中国超級聯時」(中国スーパーリーグ)の略で、日本でいうJ1に相当します。また、香港プレミアリーグについては「香港プレミアリーグ」と記します。
「ここを去るよ。中国へ行く」
プライベートジェットだろうか。小型飛行機の入口で友人と共に笑顔で写る写真。そしてコメントは冒頭の通りだ。
日本では「本田の同僚の」という枕詞が必ず付くミランのブラジル人FWルイス アドリアーノのインスタグラムだ。ミラノを去って中国へ行くと明言されている。
中国での行き先は南京だ。クラブは江蘇蘇寧。昨シーズンまで江蘇舜天と名乗り、ACL出場経験もある中超の中堅クラブ。昨シーズン終了後、中国最大手の家電量販店「蘇寧電器」がクラブを買収。買収直後から、広州恒大や北京国安に劣らぬ補強策(強化費含む)を打ち出し、大物獲りを狙ってきた。まずはその第一弾として、セリエAの名門クラブからブラジル人ストライカーを獲得した形だ。
江蘇蘇寧は来季のACL出場権を持っており、日本でアドリアーノが見られる可能性が大きい。中超を含めて、どんなプレーを見せてくれるのか。どれだけゴールを決めてくれるのか。楽しみだ。
サッカーコラムニスト松本忠之が「まるでコネクティッドカー」と表現した天才フットボーラー中村祐人