コンフェデ見据えたオマーン戦、遠藤ほんとに大丈夫?
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小松英之の連載がブログで紹介されました!
遠藤は本当に大丈夫なのか!?
香川、内田は欠場。そこへ追い討ちをかけるように、先日の柏戦でGKと激突してあごを9針縫った遠藤。遠藤はオマーン戦は大丈夫なのか。
本人は相変わらず飄々としており、「大丈夫、問題ない」とし、試合後の緊急処置後、病院には行かずにそのまま代表に合流した。
ただ、その一方で「ヘディングはやってみないとわからない」とコンディションに不安があることも露呈した。
来週のオマーン戦、そして来年3月のヨルダン戦。
このアウェイ2試合で2連勝できれば、W杯出場が決まる。
この2試合で決めることができれば、非常に日本にとってメリットがある。そのメリットは、早く決めて安心、というだけではない。
来年の6月にはコンフェデ杯が控えている。ブラジル、スペインなどの強豪国とアウェイでがちんこ勝負できる貴重な機会だ。
アジア最終予選とこのコンフェデがどう関連してくるのか。
それは選手のコンディションである。
6月といえば、欧州はシーズンが終了したばかり。
アジア最終予選は6月4日にホームでオーストラリア戦、11日にアウェイのイラク戦が控えている。もしも、この2戦まで予選がもつれ込んだとしたら、当然、日本としては全レギュラー選手が出場しなければならない。その上で、コンフェデを迎えることになる。
これでは、選手の消耗が激しい。
日本代表のレギュラーはほとんどが欧州組。その欧州組がシーズン終了→アジア最終予選→コンフェデと続けば、体力の消耗は必至で、なおかつオフがないことからコンディション不足が心配され、一番恐いのは選手を酷使した結果起きやすくなる怪我だ。
それを考えると、来週のオマーン戦、そして来年3月のヨルダン戦。
この二つで予選突破を決めてしまいたい。
そうすれば、来年6月の2試合は主力を温存できる上に、サブメンバーがオーストラリア、イラクというこのグループの強豪と対戦できる。主力の温存が可能な上に、チームの底上げもできるのだから、まさに一石二鳥だ。
来年を見据えれば、どうしても勝ちたい2試合。
まずは来週の試合。
香川、内田抜きの「中東アウェイ」でどこまでやれるか。
それだけに、経験豊富な遠藤にはなんとか出場してほしい。
<筆:小松英之>
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