イラク戦はどこまでメンバーを入れ替えてくるのか
BEE FOOTBALL SPIRIT RADIO 2013
2013年6月4日日本代表W杯出場決定記念配信
先日の本田の劇的PKでW杯出場を決めた日本代表。
（その模様を語ったネットラジオ番組はこちらから）
その日本代表は6月11日にW杯最終予選でイラクと対戦する。すでにW杯出場を決めている日本は、この試合をどんなメンバーで戦うのだろうか。
ちなみに、その後のコンフェデの日程を記しておくと、以下になる。
6月16日ブラジル
6月20日イタリア
6月23日メキシコ
つまり、11日にイラクとアウェイで戦い、その後、ブラジルに入り、16日にはブラジルと戦うのだ。移動も長く、しかも欧州組はシーズンが終了したばかりだ。
日程と疲労を考え、さらに公式戦でいろいろなことを試せるという背景があることから、ザック監督はイラク戦のメンバーを大幅変更してくることが十分考えられる。
香川、本田、長友、内田、岡崎、吉田、川島ら、欧州組の代表レギュラーがどれだけ出場してくるかがまずは注目だ。（長谷部はイラク戦出場停止）それから、ボランチの遠藤が出場するかどうか。
個人的には、日ごろ出場機会の少ない選手から優先的に出場して布陣を作る、くらいのことをしてもいいと思う。たとえば、
GK 西川
DF 栗原、伊野波、W酒井
MF 細貝、高橋、清武、乾、中村憲
FW ハーフナー
ザック監督がここまでがらっと変えてくることは考えられにくいが、このメンバーでイラクとどこまで対戦できるかを見てみたい気もする。もしくは、３４３を試してくるか。
いずれにしろ、11日は単なる消化試合ではなく、多くのことを試す機会であると同時に、結果にこだわって、勝って（もしくは最低でも引き分けで）終わってほしい。
（筆：小松英之）
小松英之（こまつひでゆき）
サッカーコラムニスト。
サッカー専門ブログ「BEE Football Spirit」アドバイザー、コラムニスト。
【略歴】
静岡生まれ。
小さい頃から地元の高校である清水商業や清水東、東海第一（当時）、静岡学園などの試合を見て育つ。Ｊでは清水サポ。大学卒業後に中国に渡り、日本代表やJリーグの観戦ができなくなるが、あふれるサッカー熱は抑えきれず中国サッカーの観戦及び取材を行うようになる。
【観戦経験】
英プレミア：マンＵ（香川移籍後）、チェルシー、マンチェスターC。
リーガ：バルセロナ
セリエ：ユベントス、ローマ。
【中国Ｃリーグ】
中国サッカーへの造詣が深く、山東魯能をはじめ上海申花や武漢卓アルといったクラブ関係者と交流があり、Jリーグのアジア枠設置に伴い、中国人選手がJリーグへ移籍する際の窓口の一つにもなっている。また、元中国サッカー協会会長の閻世鋒氏とは何度も会食している。
０８年 山東魯能のCリーグ優勝祝賀パーティーに日本人として初めて正式招待。
０９年 アジアチャンピオンズリーグ 山東魯能日本人アドバイザー。
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