代表メンバーが怪我の内田に電話していた
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小松英之の連載がブログで紹介されました!
肉離れで戦線離脱中の内田が語ったところによると、長谷部や川島が、怪我について心配して内田に電話して、激励したという。内田は「みんな優しい」と感激した様子だ。
こういうエピソードを聞くのはサポーターとしても非常にうれしい。
たとえ日本でトップクラスのエリート集団とはいえ、人間もチームも生き物。心が通い合わなければ、団結しなければ、試合には勝てないのだ。
だが、試合直前だけ心を通わせればいいというものでもない。
普段からの心がけこそが大事になる。
過去を蒸し返す気はないが、06年ドイツW杯の際は、個人がそれぞれ干渉しないという空気がやがて互いへの無関心のようにマスコミに煽られ、代表メンバーが決定した直後に、中田英がキングカズにチーム内結束と意見のぶつけ合いをいかに実現するかについて相談するなど、一致団結という点でもろさを露呈していた。
そんな苦い過去があり、10年南アではまさにチームの団結でBEST16に進出した。帰国後会見では誰もが「もっとこのチームでサッカーがしたかった」とコメントした。
果たして、ザックジャパンはどれだけの団結を生み出すことができるのか。そのためには、冒頭で紹介したような些細な行動が、とても大事なのだ。
さすがはキャプテン、そして「大人」川島、である。
<筆:小松英之>
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