【公式】松本忠之「中国人は反日なのか」(コモンズ出版)著者のブログ

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やはりフロントとは不仲だった!?山東魯能クーカ監督インタビュー

※当ブログでは、中国1部リーグの呼称を中国で一般的に使われている「中超」に統一いたします。「中超」は中国語の「中国超級聯時」(中国スーパーリーグ)の略で、日本でいうJ1に相当します。また、香港プレミアリーグについては「香港プレミアリーグ」と記します。

クーカ監督が山東魯能の地元である済南市の新聞のインタビューに答えている。そこでは、先日、リーグ戦で2位上海上港に敗れ、カップ戦準決勝の1stレグでホームにも関わらず江蘇に1-2で敗れたのち、「選手に長い休暇を与えたいが、フロントに断られた」と同監督が不満を抱いているとの報道についても述べられている。

それでは、インタビューをご覧下さい。

—リーグ戦で上海上港に敗れ、カップ戦で江蘇に先手を取られた。今の心境は?

「とても落ち込んでいるよ。それに、私は今、選手をどう励ませばいいのか、わからないんだ」

—最近では休暇をめぐってフロントと対立したという報道もありましたが、その真相は?

「カップ戦に勝っていたら、国際Aマッチデーもあるから、選手に長めのバケーションを与えてリフレッシュさせる予定だった。しかし、我々は敗れた。それでも私は同じようにバケーションが必要だと訴えたが、フロントはノーだった。たったの3日しか休暇は与えられなかった。

—今季はここまでいかがですか?理想の成績ではないと思いますが。

「今季からクラブの社長が代わった。前社長はサッカーに対する理解と情熱があった。私は劉社長(前社長)がパソコンで選手データや試合の動画をチェックしているのを、何度も目にしたよ。でも今の社長はそうじゃない」

続く

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