スコアレスドローに一部メディアは「相手を褒めるべき」
サッカーコラムニスト松本忠之が「まるでコネクティッドカー」と表現した天才フットボーラー中村祐人
ロシアW杯アジア2次予選
中国(H)0-0香港
中国
GK23-王大雷
DF4-姜至、2-任航、3-梅方、5-琳梵
MF10-智、15-吴曦(59分,11-王永珀)20-于超(69分,16-可)、7-武磊、19-(63分,9-旭)
FW22-于大宝
ホームで香港を迎えて戦った一戦。実力的に勝って当然の中国だったが、香港代表の堅守を崩せず、スコアレスドローに終わった。
このドローにメディアの見解は分かれている。最後まで集中を切らさなかった香港代表を褒めるべきとするメディアもあれば、ペラン監督の戦術不足を問うものも。しかし共通しているのは選手に責任を問う論調がほとんどないことだ。確かにゴールは奪えなかったものの、勝利への強い気持ちは見て取れた。
中には、香港とのホームゲームを、なぜ香港のすぐ隣の深センで行ったのか?を問う声も。これでは、下手したら移動距離は中国代表選手のほうが長い。気候も香港と深センでは変わらない。例えば一番北のハルビンで行えば、香港にとっては完全アウェーだ。この辺は単純に観客動員の問題だろう。事実、多くの香港代表サポーターが深センのスタジアムに詰めかけた。これがなければ、観客動員という観点からは、もっと寂しい試合になっていただろう。
いずれにしても、勝ち点1しかないのはいただけない。今後の勝利に期待だ。