【公式】松本忠之「中国人は反日なのか」(コモンズ出版)著者のブログ

中国が発信している情報を偏見なく紹介します。その他、趣味のサッカー(ガンバ大阪/清水エスパルス/バルセロナ)やお酒の話題など。

【中村祐人】独占インタビュー(2015夏) プロローグレンタル

香港プレミアリーグ開幕直前の特別企画として、毎週の土曜日と日曜日に連載を配信いたします。タイトルは「【中村祐人】独占インタビュー(2015夏)」。今年の春にお送りした「【中村祐人】独占インタビュー(2015春)」以来の、香港プレミアリーグで活躍する日本人・中村選手へのインタビューです。

聞き手は中国サッカーに造詣の深い当ブログ執筆者の松本忠之氏。

香港での直撃取材を元に構成しています。ぜひとも最後までお楽しみください!

【中村祐人】独占インタビュー(2015夏) プロローグレンタル

私が初めて香港の超名門クラブ・サウスチャイナ(南華)の中村祐人選手にインタビューを行ったのは2015年春のことだった。

その模様は「【中村祐人】独占インタビュー(2015春)」と題して当ブログ内で配信させていただいた。

今回はその第二弾。「【中村祐人】独占インタビュー(2015夏)」をお届けする。

実は、私は今回のインタビュー取材を香港で行う前に、神戸で一度、中村選手と会っている。

つかの間のシーズンオフを日本で夫人と過ごしていた中村選手が関西にやってきた。そして、一緒に食事をさせていただいたのだ。

その時は完全プライベートということで、レコーダーはもちろん置かず、取材形式でもなかったが、やはり自然とサッカーの話題になる。

帰国前に行った手術の状況、来たる翌シーズン(2015年9月開幕)への抱負などを語ってくれた。

だが、その時すでに事態は動きを見せていた。とにかく移り変わりの激しい香港サッカー界。その後、私にもたらされた情報は驚くべきものであった。

「中村祐人、黄大仙へレンタル移籍」

昨シーズン、サウスチャイナ(南華)でチーム得点王のFWがなぜレンタルに出されるのか。

そして、レンタル先である黄大仙とはどんなチームなのか。

その時点で、8月に香港を訪れることが決まっていた私は、当然のごとくインタビューのオファーを出した。

そして前回同様、中村選手は今回もインタビューを快諾してくれた。さらに、黄大仙の練習も視察させていただいた。

今回は、開幕を控えた中村選手の生の声をお届けするとともに、インタビューとは別記事で黄大仙のトレーニング取材記もお届けする。

まずはインタビューである。

チーム得点王ながらレンタルに出されることになった心境。

新チームへの合流。

今季の抱負。

肌を刺すような強烈な日差しの香港で行った独占インタビューを写真を織り交ぜながらお届けする。

聞き手:松本忠之 @ビストロ・エルジン(Elgin Szechuan Cuisine)

※中村選手が今季プレーする「黄大仙」とは?

正式名称は「黄大仙区足球隊」。「黄大仙区康楽スポーツクラブ」(以下、康楽会と記す)が母体。「康楽会」は香港の行政区のひとつである「黄大仙区」の総合スポーツクラブで、設立から30年以上の歴史を持つ。サッカークラブは2002年に設立された。サッカークラブの他にバスケットボールやアーチェリーのチームもある。

昨季、香港プレミアリーグ昇格一年目を3勝5分8敗の成績で終え残留を果たした。

Image01:黄大仙ロゴ

Imige02:Yuto Nakamura @ Elgin Szechuan Cuisine by Tada