BIG4の監督に見える中超のすごさ
※当ブログでは、中国1部リーグの呼称を中国で一般的に使われている「中超」に統一いたします。「中超」は中国語の「中国超級聯賽」(中国スーパーリーグ)の略で、日本でいうJ1に相当します。また、香港プレミアリーグについては「香港超級聯賽」と記します。
第23節まで終えた中超(全30節)。
すでに優勝争いは以下の4チームに絞られて久しい。
1位 上海上港 49
2位 広州恒大 48
3位 山東魯能 46
4位 北京国安 44
(数字は勝ち点)
これらクラブの監督を眺めてみると、中超がいかにすごいリーグかが垣間見える。上海上港はエリクソン監督、広州恒大はスコラーリ監督、山東はクーカ監督、北京はカマーチョ監督。一流、しかも世界に名を馳せた監督たちだ。
ここで少し先頭集団から遅れたのが北京だ。そうはいっても首位との差は5だが。しかし、日程的に北京は今後、恵まれている。ホーム試合を多目に残しているし、対戦相手も下位が多い。一方、日程が一番大変なのは広州恒大。ACL もあるし、リーグではアウェイゲームが多く、山東魯能との直接対決も残している。
さらに熾烈さを極める優勝争い。果たして、世界的名将たちの采配や、いかに。