【公式】松本忠之「中国人は反日なのか」(コモンズ出版)著者のブログ

中国が発信している情報を偏見なく紹介します。その他、趣味のサッカー(ガンバ大阪/清水エスパルス/バルセロナ)やお酒の話題など。

中国が日本追撃体制を強化!いよいよサッカー協会独立へ

※当ブログでは、中国1部リーグの呼称を中国で一般的に使われている「中超」に統一いたします。「中超」は中国語の「中国超級聯賽」(中国スーパーリーグ)の略で、日本でいうJ1に相当します。また、香港プレミアリーグについては「香港超級聯賽」と記します。

今月17日。

北京の国家体育総局で「サッカー改革発展工作会議」が開かれ、「中国サッカー協会調整改革方案」が正式に対外公表された。私は縁あってこの北京の体育総局には何度も足を運んだことがある。何人もの五輪金メダリストに会い、そして元中国サッカー協会会長と会食させていただいたのもここだった。

その体育総局で中国サッカー界の歴史的1ページが刻まれた。ついにサッカー協会が独立を果たしたのだ。今回の改革方案には非常に多くの条項がある。しかし、ポイントとしてはひとつ。中国サッカー協会は国家から独立したのだ。強化、人事、財政など、すべて自主判断できる。これほど大きな改革は未だかつてなかった、といっていいほどの大変化だ。もはや、革命的と形容しても言い過ぎでなはい。

中国がいよいよ本腰だ。根底から変わりはじめた。日本や韓国、豪州を倒して、悲願のワールドカップ出場へ。国内リーグの更なる発展へ。女子はアメリカ、なでしこ、ドイツなどを破ってこちらも悲願のワールドカップ優勝、五輪金メダルへ。

中国サッカー界の挑戦は続く。