【公式】松本忠之「中国人は反日なのか」(コモンズ出版)著者のブログ

中国が発信している情報を偏見なく紹介します。その他、趣味のサッカー(ガンバ大阪/清水エスパルス/バルセロナ)やお酒の話題など。

日本恐怖症?17年で一度も勝てず

※当ブログでは、中国1部リーグの呼称を中国で一般的に使われている「中超」に統一いたします。「中超」は中国語の「中国超級聯賽」(中国スーパーリーグ)の略で、日本でいうJ1に相当します。また、香港プレミアリーグについては「香港超級聯賽」と記します。

欧州組不在。

ホーム。

勝てば大会優勝。

いくえにも重なった日本に勝つ千載一遇のチャンス。しかし、それでも勝てず。あるメディアは「日本恐怖症?」とまで書いた。

その記事によると、中国代表はここ17年間、日本代表に対して勝利がないと言う。17年前というと1998年。日本が岡田ジャパンの第一期でフランスW杯に臨んだ年だ。そう考えると、隔世の感あり、である。

同じ記事では、今回の東アジア杯の日本戦を振り返って、「個人技ではそれほど大きな差があるとは思えない」

「しかし、試合コントロール、自分たちのリズムなど、試合運びではやはり日本に分がある」などと分析しており、さらには、

「いずれにしても、中国代表は日本との距離を縮めるために努力の真っ最中」

「その道のりが遠いことは理解しているが、東アジア杯での戦いを見る限り、希望がまったくないとは言い切れない」と書いている。

中国が、そしてアジアの多くの国が。

日本に追いつけ、追いこせと努力している。