【公式】松本忠之「中国人は反日なのか」(コモンズ出版)著者のブログ

中国が発信している情報を偏見なく紹介します。その他、趣味のサッカー(ガンバ大阪/清水エスパルス/バルセロナ)やお酒の話題など。

7-0!広州恒大がホームで大爆発!

※当ブログでは、中国1部リーグの呼称を中国で一般的に使われている「中超」に統一いたします。「中超」は中国語の「中国超級聯賽」(中国プレミアリーグ)の略で、日本でいうJ1に相当します。

また、香港プレミアリーグについては「香港超級聯賽」と記します。

スコラーリの監督就任、パウリーニョの獲得、そして株式上場。何かと話題に事欠かない広州恒大だが、ピッチ外ばかりで目立ってばかりいても仕方ない。大切なことは、それらがピッチ上の結果にどう繋がるか、である。

カンナバーロ新体制で始まった今季。リーグでは前半戦を首位で折り返し、ACLではアジアの強豪相手にきっちり勝ち進んだ。結果だけ見れば素晴らしいのだが、内容としては首を傾げたくなる試合も少なくない。特にリーグ戦。圧倒的な強さを見せつけて勝つことはなくなり、格下相手でも薄氷を踏む勝利が数試合あった。

それが、中超第17節では、やっと見せてくれた。これぞ広州恒大!という試合を。相手は昇格組の重慶広州恒大はホームに重慶を迎え、久々のゴールラッシュ。なんと7点を奪ってみせた。守備もきっちり0点に抑えてパーフェクトなゲームを達成。これにはチームの雰囲気も盛り上がるはずだ。

これから夏本場を迎える季節。とはいっても沖縄より南にある広州はとっくに夏だが、そのアドバンテージで夏場は広州恒大にとってチャンスだ。ここで一気にライバル北京や山東を突き放したい。