ACLの鬱憤を晴らせ！山東魯能が5発快勝！
※当ブログでは、中国1部リーグの呼称を中国で一般的に使われている「中超」に統一いたします。「中超」は中国語の「中国超級聯賽」（中国プレミアリーグ）の略で、日本でいうＪ１に相当します。
また、香港プレミアリーグについては「香港超級聯賽」と記します。
ACL２連敗。リーグでも遼寧戦でロスタイムに失点して破れるなど、ここ数試合いいところがなかった山東魯能。ついには「今年も広州恒大に対抗できるのは北京だけ」という屈辱的な報道まで見られ、強豪クラブとして結果でその強さを見せつけてほしいと多くのサポーターが思っていたに違いない。
3月22日に行われた中超第3節でやっとその姿を見ることとなった。この日、ホームに江蘇を迎えた山東。江蘇は昨季8位と奮わなかったが、ここ数年力をつけてきたクラブで、ACL出場経験もある。江蘇のような中堅クラスとの対戦で勝ち点をしっかり積み上げることが、優勝への大事なポイントでもある。
そしてこの日、山東はこれまでの鬱憤を晴らすかのように大爆発した。前半9分にアロイージョが先制ゴールを決めると、38分に汪強が追加点。その後、前半終了間際にPK、66分、79分と加点して5得点。87分に一点返されてクリーンシートは逃したものの、5-1と大勝した。リーグ戦での5得点は実に500日以上ぶりという近年稀にみる快勝であった。
ゴールはチームにも選手にも勢いをもたらす。この5ゴール大勝で山東が勢いをつけて、今後のリーグ戦、そしてまだ望みをつないでいるACLでも結果を出してほしい。
