【公式】松本忠之「中国人は反日なのか」(コモンズ出版)著者のブログ

中国が発信している情報を偏見なく紹介します。その他、趣味のサッカー(ガンバ大阪/清水エスパルス/バルセロナ)やお酒の話題など。

「恒大キラー」今年も現在!広州恒大がホームでドロー

※当ブログでは、中国1部リーグの呼称を中国で一般的に使われている「中超」に統一いたします。「中超」は中国語の「中国超級聯賽」(中国プレミアリーグ)の略で、日本でいうJ1に相当します。

また、香港プレミアリーグについては「香港超級聯賽」と記します。

中超第3節 広州恒大(H)1-1長春亜泰

「恒大キラー」は今年も健在!

バイエルンやレアル、バルセロナといったビッグクラブは負けると大きなニュースになる。中国においては広州恒大がそうだ。

昨季、中超で広州恒大相手にホームでもアウェイでも勝利を収めたクラブがある。それが長春亜泰だ。驚きなのは、その長春の順位。昨季13位。中超は全16チームで15位と16位が降格となるため、降格すれすれだったのだ。15位で降格した大連との勝ち点差もわずか3。そんなチームがなぜか広州恒大に対しては強いのだ。原因もよくわからない。昨季はたまたまかと思ったら、今季もホームでは絶対的強さを誇る広州恒大に引き分け。しかも、長春が先制点を取るものの、その後オウンゴールで同点にしてしまうという内容での1-1。つまり広州はラッキーもあって相手がオウンゴールしてくれたから得点できたのであって、ACLで海外クラブ相手にも見せつけるあの強力な攻撃が、なぜか長春だと沈んでしまうのだ。ローテーションのためにメンバーを入れ換えてはいるが、それでも広州恒大はエウケソンとグラールはフル出場しているのだ。

やはり、このカードは謎である。