北京での活躍が目にとまった?恒大がブラジル代表をリストアップ
※当ブログでは、中国1部リーグの呼称を中国で一般的に使われている「中超」に統一いたします。「中超」は中国語の「中国超級聯賽」の略です。
ジラルディーニョ獲得戦にローマが参戦…
そんなニュースがイタリアメディアを騒がせているころ、中国では「広州恒大がジラルディーニョの代わり?にブラジル代表FWをリストアップ」と報じられた。渦中のブラジル代表FWとは、アトレチコ・ミネイロ所属のジエゴ・タルデッリだ。
ジエゴ・タルデッリといえば、今年10月11日北京で行われたブラジルvsアルゼンチンで2ゴールを挙げたことが記憶に新しい。その時に広州恒大のスカウトの目に留まったのか、それともブラジルを精力的に視察しているリッピ総監督が早くからチェックしていたのかは定かではないが、もしも獲得できるとすれば、今冬の中国において最大級の獲得になるに違いない。
ただし、ジラルディーニョの動向が一向にわからない現状では、これとて単なる一報道に過ぎない。恒大とジラルディーニョはすでに同選手が去ることでコンセンサスを取っているのか、それとも恒大はあくまで「ジラルディーニョがいなくなったとしたら」という大前提のもとでスカウトを行っているのか。
真相は、欧州の移籍市場がオープンとなる1月にならなければ見えてこなそうだ。
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小松英之(こまつひでゆき)
サッカーコラムニスト。
サッカー専門ブログ「BEE Football Spirit」アドバイザー、コラムニスト。
【略歴】
静岡生まれ。
小さい頃から地元の高校である清水商業(当時)や清水東、東海第一(当時)、静岡学園などの試合を見て育つ。Jでは清水サポ。大学卒業後に中国に渡り、日本代表やJリーグの観戦ができなくなるが、あふれるサッカー熱は抑えきれず中国サッカーの観戦及び取材を行うようになる。
【観戦経験】
英プレミア:マンU(香川在籍時)、チェルシー、マンチェスターC。
リーガ:バルセロナ
セリエ:ユベントス、ローマ。
ブンデス:ニュルンベルク(長谷部、清武在籍時)、ハンブルガーSV
【中国Cリーグ】
中国サッカーへの造詣が深く、山東魯能をはじめ上海申花や武漢卓アルといったクラブ関係者と交流があり、Jリーグのアジア枠設置に伴い、中国人選手がJリーグへ移籍する際の窓口の一つにもなっている。また、元中国サッカー協会会長の閻世鐸氏とは何度も会食している。
08年 山東魯能のCリーグ優勝祝賀パーティーに日本人として初めて正式招待。
09年 アジアチャンピオンズリーグ 山東魯能日本人アドバイザー。
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