優勝争いに最高の舞台が用意された!
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直接対決…これ以上の舞台はない。
中超は残り2節を残すのみとなり、首位の広州恒大は勝ち点69。一方、広州恒大を追う北京は勝ち点63。これでお分かりのとおり、勝ち点差6で残り2節ということは、次の試合に広州恒大が勝てばリーグ優勝が決まるのだが、その「次の試合」の相手こそ…そう、北京なのである。広州のホームゲームとなるこの試合は中超第29節。10月26日15:35キックオフとなる。
北京ローカル局のスポーツ番組では100分の特番を組んでこの試合を展望。元北京国安の選手やサッカージャーナリストを招いて討論会形式の番組を放送した。その中では「北京はもうここまできたら守るものは何もない。ただただぶつかるだけ」「ホームで戦う広州のほうがプレッシャーは大きいはず」「ここ数年で両クラブの実力差が一番縮まっての直接対決」など、北京国安へ多くのエールが送られた。
果たして、次節で広州恒大の優勝が決まるのか。
それとも、北京が粘って最終節まで持ち込むのか。
注目の試合だ。
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小松英之(こまつひでゆき)
サッカーコラムニスト。
サッカー専門ブログ「BEE Football Spirit」アドバイザー、コラムニスト。
【略歴】
静岡生まれ。
小さい頃から地元の高校である清水商業(当時)や清水東、東海第一(当時)、静岡学園などの試合を見て育つ。Jでは清水サポ。大学卒業後に中国に渡り、日本代表やJリーグの観戦ができなくなるが、あふれるサッカー熱は抑えきれず中国サッカーの観戦及び取材を行うようになる。
【観戦経験】
英プレミア:マンU(香川在籍時)、チェルシー、マンチェスターC。
リーガ:バルセロナ
セリエ:ユベントス、ローマ。
ブンデス:ニュルンベルク(長谷部、清武在籍時)、ハンブルガーSV
【中国Cリーグ】
中国サッカーへの造詣が深く、山東魯能をはじめ上海申花や武漢卓アルといったクラブ関係者と交流があり、Jリーグのアジア枠設置に伴い、中国人選手がJリーグへ移籍する際の窓口の一つにもなっている。また、元中国サッカー協会会長の閻世鐸氏とは何度も会食している。
08年 山東魯能のCリーグ優勝祝賀パーティーに日本人として初めて正式招待。
09年 アジアチャンピオンズリーグ 山東魯能日本人アドバイザー。
※当ブログでは、中国1部リーグの呼称を中国で一般的に使われている「中超」に統一いたします。「中超」は中国語の「中国超級聯賽」の略です。
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