10月2連勝で来年のアジアカップを占う
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10月の強化試合を2連勝で終えた中国代表。
目下の目標は当然、アジアカップだ。
そこで、中国代表の組み合わせを見てみよう。
グループBに入った中国。対戦相手はサウジアラビア、ウズベキスタン、そして北朝鮮だ。
1月10日サウジ、1月14日ウズベク、1月18日に北朝鮮である。
正直いって、グループリーグ突破は厳しいと言わざるを得ない。
だが、それでも希望はある。それは、同じグループに日本、韓国、豪州、イラク、イランがいなこと。
今の中国代表がこれらの国々に勝てたら、国内メディアは大騒ぎになるにちがいない。それほど、実力差がある。だが、ウズベク、北朝鮮なら十分「番狂わせ」は起こりうる。戦い方やコンディション次第で中国にもチャンスがありうる。
そのためにも大切なのが初戦のサウジ戦。ここで勝って勢いに乗りたい。初戦にサウジというのは、くじ運的にもありがたい。ただし、まったく同じことをサウジも思っていることだろう。それゆえ、好ゲームとなるに違いない。
果たして中国はグループリーグを突破できるのか。
そのためにも、11月の強化試合は大切だ。
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小松英之(こまつひでゆき)
サッカーコラムニスト。
サッカー専門ブログ「BEE Football Spirit」アドバイザー、コラムニスト。
【略歴】
静岡生まれ。
小さい頃から地元の高校である清水商業(当時)や清水東、東海第一(当時)、静岡学園などの試合を見て育つ。Jでは清水サポ。大学卒業後に中国に渡り、日本代表やJリーグの観戦ができなくなるが、あふれるサッカー熱は抑えきれず中国サッカーの観戦及び取材を行うようになる。
【観戦経験】
英プレミア:マンU(香川在籍時)、チェルシー、マンチェスターC。
リーガ:バルセロナ
セリエ:ユベントス、ローマ。
ブンデス:ニュルンベルク(長谷部、清武在籍時)、ハンブルガーSV
【中国Cリーグ】
中国サッカーへの造詣が深く、山東魯能をはじめ上海申花や武漢卓アルといったクラブ関係者と交流があり、Jリーグのアジア枠設置に伴い、中国人選手がJリーグへ移籍する際の窓口の一つにもなっている。また、元中国サッカー協会会長の閻世鐸氏とは何度も会食している。
08年 山東魯能のCリーグ優勝祝賀パーティーに日本人として初めて正式招待。
09年 アジアチャンピオンズリーグ 山東魯能日本人アドバイザー。
※当ブログでは、中国1部リーグの呼称を中国で一般的に使われている「中超」に統一いたします。「中超」は中国語の「中国超級聯賽」の略です。
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