南米の強豪相手に価値ある勝利!
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前半9分、鄭智(PK)。
前半18分、武磊。
親善試合とはいえ、パラグアイ相手に中国代表が2点リードで前半を折り返すことなど、誰が予測できただろうか。
試合は後半に入ってからはこう着状態となり、一進一退を繰り返す。そのまま20で試合終了かと思われた82分、CKからパラグアイが1点返して21となり、その後タイムアップ。「無失点で試合を終えたかったな」となんとも贅沢な余韻を残してくれた。
先日のタイ(30で中国が勝利)、昨日のパラグアイと、相手がベストメンバーでなかったとはいえ、2連勝で10月の国際Aマッチデーを締めくくった中国代表。これは否が応でも来年のアジアカップに期待を抱かせる。来月の強化試合も楽しみだ。
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小松英之(こまつひでゆき)
サッカーコラムニスト。
サッカー専門ブログ「BEE Football Spirit」アドバイザー、コラムニスト。
【略歴】
静岡生まれ。
小さい頃から地元の高校である清水商業(当時)や清水東、東海第一(当時)、静岡学園などの試合を見て育つ。Jでは清水サポ。大学卒業後に中国に渡り、日本代表やJリーグの観戦ができなくなるが、あふれるサッカー熱は抑えきれず中国サッカーの観戦及び取材を行うようになる。
【観戦経験】
英プレミア:マンU(香川在籍時)、チェルシー、マンチェスターC。
リーガ:バルセロナ
セリエ:ユベントス、ローマ。
ブンデス:ニュルンベルク(長谷部、清武在籍時)、ハンブルガーSV
【中国Cリーグ】
中国サッカーへの造詣が深く、山東魯能をはじめ上海申花や武漢卓アルといったクラブ関係者と交流があり、Jリーグのアジア枠設置に伴い、中国人選手がJリーグへ移籍する際の窓口の一つにもなっている。また、元中国サッカー協会会長の閻世鐸氏とは何度も会食している。
08年 山東魯能のCリーグ優勝祝賀パーティーに日本人として初めて正式招待。
09年 アジアチャンピオンズリーグ 山東魯能日本人アドバイザー。
※当ブログでは、中国1部リーグの呼称を中国で一般的に使われている「中超」に統一いたします。「中超」は中国語の「中国超級聯賽」の略です。
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