【公式】松本忠之「中国人は反日なのか」(コモンズ出版)著者のブログ

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今夜、広州恒大がシドニーを迎え撃つ!先発予想

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今夜、広州恒大シドニーをホームに迎える。

ACLベスト8のセカンドレグ。ファーストを敵地で01で落としているリッピ広州としては、2点差以上での勝利が必要となる。果たして、どんな布陣で臨むのだろうか。先発予想だ。

まず、シドニーから帰国後、リッピ監督はほとんどの練習で433の陣形を試していたというから、恐らく今夜もそのフォーメーションだろう。狙いは当然、ゴールを取りに行くこと。ファーストでは4231で臨んだが01で敗れた。2点差以上で勝たなければならない状況のため、外国人3名を3トップにして臨むだろう。つまり、ジラルディーニョ、ディアマンティそしてエウケソンによる破壊力抜群の攻撃陣だ。ジラルディーニョが真ん中に入るが、ディアマンティとエウケソンは特に左右で固定しておらず、時には3人同時にポジションを入れ替えたりもする。相手にマークの的を絞らせず、状況に応じて自由自在に動き回って特典を狙いに行くようだ。

中盤の3枚は智、黄博文、廖力生の3名だろう。特に智は攻守にわたっての活躍が求められる。黄博文と共に相手のボールを奪い、素早く前線の3人につなげる。また智はチームの精神的支柱でもある。明日はメンタルが非常に大事な試合だ。2点差以上が必要だからと焦れば焦るほど、勝利は遠のく。このベテランがいかにチームに冷静さをもたらすことができるか。

心配なのはDFだ。とにかく、1点でも取られるとアウェイゴールの影響も出てくるからより追いつめられる。琳芃、金英のふたりが出場停止という痛すぎる状況の中、霆とCBを組むのは李学とみられている。武漢から移籍してきた梅方が右SB、左SBには祥が入るだろう。

さぁ。泣いても笑っても2点差以上での勝利という条件は変わらない。

いざ、決戦!

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小松英之(こまつひでゆき)

サッカーコラムニスト。

サッカー専門ブログ「BEE Football Spirit」アドバイザー、コラムニスト。

【略歴】

静岡生まれ。

小さい頃から地元の高校である清水商業(当時)や清水東、東海第一(当時)、静岡学園などの試合を見て育つ。Jでは清水サポ。大学卒業後に中国に渡り、日本代表やJリーグの観戦ができなくなるが、あふれるサッカー熱は抑えきれず中国サッカーの観戦及び取材を行うようになる。

【観戦経験】

英プレミア:マンU(香川在籍時)、チェルシーマンチェスターC。

リーガ:バルセロナ

セリエ:ユベントス、ローマ。

ブンデスニュルンベルク(長谷部、清武在籍時)、ハンブルガーSV

欧州CL:バルセロナベンフィカ

【中国Cリーグ】

中国サッカーへの造詣が深く、山東魯能をはじめ上海申花武漢卓アルといったクラブ関係者と交流があり、Jリーグのアジア枠設置に伴い、中国人選手がJリーグへ移籍する際の窓口の一つにもなっている。また、元中国サッカー協会会長の閻世鐸氏とは何度も会食している。

08年 Cリーグ武漢光谷の日系企業スポンサー募集担当。

08年 山東魯能のCリーグ優勝祝賀パーティーに日本人として初めて正式招待。

09年 アジアチャンピオンズリーグ 山東魯能日本人アドバイザー。

※当ブログでは、中国1部リーグの呼称を中国で一般的に使われている「中超」に統一いたします。「中超」は中国語の「中国超級聯賽」の略です。

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