リッピ監督が異例の箝口令!メディアは「生死を分ける戦い」と煽る
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リッピ監督が異例の箝口令を敷いた。
メディアは「生死を分ける戦い」と煽る。
ACLベスト8で広州は予想外の苦戦。
1stレグをアウェイで01で落としたのだ。アウェイで勝つのが難しいことは理解しているが、負けるとは思っていなかった。しかも、アウェイゴールを1つも奪えずに…
だが、広州のホームでの強さは周知の事実。
あまり固くならないほうがいい。いつもの広州で戦ってくれればいいのだ。そうすれば、実力的に、順調に勝てる。
明日の試合では2点差以上が必須。まずは失点を防がなければならない。相手にアウェイゴールを許すことは、必要以上に自身の勝ち抜けを難しくする。もちろん、2点取らなければならないのだから、早く先制点がほしいところ。しかし、焦りは禁物。むしろ、前半からがんがん点を奪いに行ってDFラインの裏やカウンターを狙われるよりは、前半00でもいいのではないか。後半、「いつもの」広州なら十分2得点できる。いや、「いつもの」広州なら、2点差どころか、30で勝つことも可能だろう。
だからこそ、メディアがあおるような無駄な緊迫感は要らない。
平常心で。いつも通りで。
その先に、広州のBEST8勝ち抜けがあると信じている。
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小松英之(こまつひでゆき)
サッカーコラムニスト。
サッカー専門ブログ「BEE Football Spirit」アドバイザー、コラムニスト。
【略歴】
静岡生まれ。
小さい頃から地元の高校である清水商業(当時)や清水東、東海第一(当時)、静岡学園などの試合を見て育つ。Jでは清水サポ。大学卒業後に中国に渡り、日本代表やJリーグの観戦ができなくなるが、あふれるサッカー熱は抑えきれず中国サッカーの観戦及び取材を行うようになる。
【観戦経験】
英プレミア:マンU(香川在籍時)、チェルシー、マンチェスターC。
リーガ:バルセロナ
セリエ:ユベントス、ローマ。
ブンデス:ニュルンベルク(長谷部、清武在籍時)、ハンブルガーSV
【中国Cリーグ】
中国サッカーへの造詣が深く、山東魯能をはじめ上海申花や武漢卓アルといったクラブ関係者と交流があり、Jリーグのアジア枠設置に伴い、中国人選手がJリーグへ移籍する際の窓口の一つにもなっている。また、元中国サッカー協会会長の閻世鐸氏とは何度も会食している。
08年 山東魯能のCリーグ優勝祝賀パーティーに日本人として初めて正式招待。
09年 アジアチャンピオンズリーグ 山東魯能日本人アドバイザー。
※当ブログでは、中国1部リーグの呼称を中国で一般的に使われている「中超」に統一いたします。「中超」は中国語の「中国超級聯賽」の略です。
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