広州恒大がアジアサッカー連盟に送った文書の内容とは…
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先日のACLベスト8のvsウェスターン・シドニー戦で01と敗れた上、試合終了間際に2枚のレッドカードを受けた広州が、この2枚のレッドカードに関してアジアサッカー連盟に文書を提出した。
だが、その内容は、決して抗議やレッドカードの撤回を求めるものではない。
では何かというと、アジアサッカー連盟はこの件について、客観的にどう見ているのかという意見を求めるものと、広州側からの状況説明である。
決して抗議やカード撤回ではないことから、ソフトな内容にも思えるが、実はこれはプレッシャーを与える一つの方法だ。ある事情に対して、不満を抱く者から、「あなたは客観的にこの件についてどう思っていますか?」と質問するからだ。「私はあなたを責めているわけではありません」としながらも、「あなたはどう思ってるのですか?」と迫る形になっている。
また、中国サッカー連盟も同じく書面を送り、アジアサッカー連盟に公平なジャッジを求めた。
果たして、アジアサッカー連盟はどのように回答するのだろうか。
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小松英之(こまつひでゆき)
サッカーコラムニスト。
サッカー専門ブログ「BEE Football Spirit」アドバイザー、コラムニスト。
【略歴】
静岡生まれ。
小さい頃から地元の高校である清水商業(当時)や清水東、東海第一(当時)、静岡学園などの試合を見て育つ。Jでは清水サポ。大学卒業後に中国に渡り、日本代表やJリーグの観戦ができなくなるが、あふれるサッカー熱は抑えきれず中国サッカーの観戦及び取材を行うようになる。
【観戦経験】
英プレミア:マンU(香川在籍時)、チェルシー、マンチェスターC。
リーガ:バルセロナ
セリエ:ユベントス、ローマ。
ブンデス:ニュルンベルク(長谷部、清武在籍時)、ハンブルガーSV
【中国Cリーグ】
中国サッカーへの造詣が深く、山東魯能をはじめ上海申花や武漢卓アルといったクラブ関係者と交流があり、Jリーグのアジア枠設置に伴い、中国人選手がJリーグへ移籍する際の窓口の一つにもなっている。また、元中国サッカー協会会長の閻世鐸氏とは何度も会食している。
08年 山東魯能のCリーグ優勝祝賀パーティーに日本人として初めて正式招待。
09年 アジアチャンピオンズリーグ 山東魯能日本人アドバイザー。
※当ブログでは、中国1部リーグの呼称を中国で一般的に使われている「中超」に統一いたします。「中超」は中国語の「中国超級聯賽」の略です。
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