中国と韓国で新リーグ設立?
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中国が韓国とのリーグ創設を提案??
中国の大型メディア「新華社」が中国男子A代表がW杯に出場するためのプランとして3つの提案を発表した。そのうちのひとつが中韓スーパーリーグの創設だ。
ありえないことだが、もしも実現すればすごいことになる。
韓国にとっては国内だけでなく中国のいろんな地域で戦うという裾野が広がる。中国と一言でいっても大きい。北のチームはフィジカルが強いし、南には最強チームの広州恒大がいる。
また中国にとっては、単純に底上げになる。
前述の広州恒大が一強になってしまっている現状から、FCソウルや水原や浦項が加われば、リーグは相当底上げされるからだ。
もちろん、あくまで提案のひとつだが、いきなりのリーグ統合は無理にしても、中韓のリーグでいろいろな交流(コーチ、選手、クラブ、資金など)をしたりすることでも、いろんな可能性を広げることができる。
また、日本も含めて、一時期のピークは過ぎたものの、十分戦力となりうるベテランの受け入れなど、移籍の面においても交流が広がれば、さらにすそ野は広がるだろう。
中国の男子A代表をレベルアップさせるためには、外国の力が必要だ。
それも単に外国人監督だけにとどまらず、近隣諸国とのサッカー交流が大切だ。
中国が日本や韓国に学ぶべきことは多い。
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小松英之(こまつひでゆき)
サッカーコラムニスト。
サッカー専門ブログ「BEE Football Spirit」アドバイザー、コラムニスト。
【略歴】
静岡生まれ。
小さい頃から地元の高校である清水商業(当時)や清水東、東海第一(当時)、静岡学園などの試合を見て育つ。Jでは清水サポ。大学卒業後に中国に渡り、日本代表やJリーグの観戦ができなくなるが、あふれるサッカー熱は抑えきれず中国サッカーの観戦及び取材を行うようになる。
【観戦経験】
英プレミア:マンU(香川在籍時)、チェルシー、マンチェスターC。
リーガ:バルセロナ
セリエ:ユベントス、ローマ。
ブンデス:ニュルンベルク(長谷部、清武在籍時)、ハンブルガーSV
【中国Cリーグ】
中国サッカーへの造詣が深く、山東魯能をはじめ上海申花や武漢卓アルといったクラブ関係者と交流があり、Jリーグのアジア枠設置に伴い、中国人選手がJリーグへ移籍する際の窓口の一つにもなっている。また、元中国サッカー協会会長の閻世鐸氏とは何度も会食している。
08年 山東魯能のCリーグ優勝祝賀パーティーに日本人として初めて正式招待。
09年 アジアチャンピオンズリーグ 山東魯能日本人アドバイザー。
※当ブログでは、中国1部リーグの呼称を中国で一般的に使われている「中超」に統一いたします。「中超」は中国語の「中国超級聯賽」の略です。
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