柿谷だけじゃない!今夏の欧州移籍
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※小松英之による日本代表23名の解説を音声で聞く
柿谷のバーゼル移籍について連日報じられるなか、同じクラブのボランチも海外移籍を狙っている。
日本代表山口蛍だ。
W杯では世界の強さを体感した。
「トップの選手を肌で感じた。そういうところ(世界の強豪)でプレーしたい」と海外移籍を熱望した。
あくまで報道ベースだが、イタリアからフィオレンティーナ、アタランタ、またオーストリアからはザルツブルクが興味を抱いているようだ。カテナチオの伝統があり、世界的ストライカーもリーグ内に存在するイタリアに移籍したなら、さらに守備に磨きがかかることだろう。4年後のロシア大会では、中心選手として活躍してもらいたい選手のひとりだ。それだけに、今夏、世界に飛び出して、4年間みっちり世界でもまれて、ロシアに参加してほしい。
セレッソといえば、これまで、香川、清武、乾など続々と欧州に選手を送り出した。
この流れはとどまることを知らないようで、今また、柿谷、山口も旅立とうとしている。
素晴らしいクラブだ。もちろん、現場サイドはスター選手の流出で大変だろうが、それでも「セレ女」のワードに代表されるように、集客やファン作りについても独創的なアイデアをもつ。
そんなクラブから、今夏、また2人の若者が飛び立とうとしている。
ぜひとも、欧州の強豪リーグに移籍してほしいものだ。
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小松英之(こまつひでゆき)
サッカーコラムニスト。
サッカー専門ブログ「BEE Football Spirit」アドバイザー、コラムニスト。
【略歴】
静岡生まれ。
小さい頃から地元の高校である清水商業(当時)や清水東、東海第一(当時)、静岡学園などの試合を見て育つ。Jでは清水サポ。大学卒業後に中国に渡り、日本代表やJリーグの観戦ができなくなるが、あふれるサッカー熱は抑えきれず中国サッカーの観戦及び取材を行うようになる。
【観戦経験】
英プレミア:マンU(香川在籍時)、チェルシー、マンチェスターC。
リーガ:バルセロナ
セリエ:ユベントス、ローマ。
ブンデス:ニュルンベルク(長谷部、清武在籍時)、ハンブルガーSV
【中国Cリーグ】
中国サッカーへの造詣が深く、山東魯能をはじめ上海申花や武漢卓アルといったクラブ関係者と交流があり、Jリーグのアジア枠設置に伴い、中国人選手がJリーグへ移籍する際の窓口の一つにもなっている。また、元中国サッカー協会会長の閻世鐸氏とは何度も会食している。
08年 山東魯能のCリーグ優勝祝賀パーティーに日本人として初めて正式招待。
09年 アジアチャンピオンズリーグ 山東魯能日本人アドバイザー。
※当ブログでは、中国1部リーグの呼称を中国で一般的に使われている「中超」に統一いたします。「中超」は中国語の「中国超級聯賽」の略です。
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