柿谷バーゼル行かない?「自分なりに考えて…」
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※小松英之による日本代表23名の解説を音声で聞く
「自分なりに考えて。人にも相談して。これからです。」
スイスから帰国した柿谷の口から飛び出したのは、慎重姿勢だった。
バーゼルから正式オファーが届き、さらにW杯を終えて帰国後、欧州へバーゼル視察のために飛んだことから、移籍確定のニュースが流れるかと思いきや…まだ確定ではないようだ。
W杯では大迫がスタメン起用されることが多く、途中出場のみにとどまった。
しかも日本代表は1勝もできず敗退。
「自分が出られなかったことより、チームが上に行けなかった」とブラジル大会の思いを打ち明けた。
この悔しさこそ最大のばねとなる。
冬にはフィオレンティーナからの移籍オファーもあったが「セレッソからW杯へ」との思いで1月移籍は断念。W杯後の夏に欧州移籍というシナリオが完成した。そこへ届いたスイス強豪からのオファー。バーゼル移籍はスイスリーグよりも、CLにも出場できるチームという魅力のほうが大きいだろう。
ただ、バーゼルを断ったわけではない。
柿谷の決断を待つのみだ。
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小松英之(こまつひでゆき)
サッカーコラムニスト。
サッカー専門ブログ「BEE Football Spirit」アドバイザー、コラムニスト。
【略歴】
静岡生まれ。
小さい頃から地元の高校である清水商業(当時)や清水東、東海第一(当時)、静岡学園などの試合を見て育つ。Jでは清水サポ。大学卒業後に中国に渡り、日本代表やJリーグの観戦ができなくなるが、あふれるサッカー熱は抑えきれず中国サッカーの観戦及び取材を行うようになる。
【観戦経験】
英プレミア:マンU(香川在籍時)、チェルシー、マンチェスターC。
リーガ:バルセロナ
セリエ:ユベントス、ローマ。
ブンデス:ニュルンベルク(長谷部、清武在籍時)、ハンブルガーSV
【中国Cリーグ】
中国サッカーへの造詣が深く、山東魯能をはじめ上海申花や武漢卓アルといったクラブ関係者と交流があり、Jリーグのアジア枠設置に伴い、中国人選手がJリーグへ移籍する際の窓口の一つにもなっている。また、元中国サッカー協会会長の閻世鐸氏とは何度も会食している。
08年 山東魯能のCリーグ優勝祝賀パーティーに日本人として初めて正式招待。
09年 アジアチャンピオンズリーグ 山東魯能日本人アドバイザー。
※当ブログでは、中国1部リーグの呼称を中国で一般的に使われている「中超」に統一いたします。「中超」は中国語の「中国超級聯賽」の略です。
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