香川が自分の言葉で語ったブラジルW杯…
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※小松英之による日本代表23名の解説を音声で聞く
香川が自身のブログを更新。
ブラジルW杯について振り返った。
印象的なのは「あっという間に終わってしまった」と語っていることだ。
4年間この大会のために闘ってきて、結果が「あっという間に終わってしまった」。
これなら、「まだ現実を受け止めきれない」と語るのも理解できる。
レギュラーとしてドルトムントでブンデスを制し、いまやユナイテッドの一員にまでなっただけに、つい忘れてしまいがちだが、香川は今回がW杯初出場。前回大会は帯同メンバーだった。初めて味わう大会とプレッシャー。不慣れなのは当たり前で、しかも本田と並んで日本中の視線と期待を集める選手のひとりなのだから、普段通りの力を発揮できなくなる可能性は十分にあった。もちろん、香川自身も語っているように、結果がすべての世界だから、初めてのW杯出場で力が十分に発揮できなかった、などというのは言い訳にすぎないのだが。
香川には4年後に期待だ。
4年後も日本代表の中心選手として、そしてその頃には世界中が「ユナイテッドでレギュラーを張っている香川」として認識し、他国から最も危険な選手としてマークされるような選手として。そしてなにより、今大会の悔しさを晴らして、日本をベスト16に進出させるような活躍をする選手として。
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小松英之(こまつひでゆき)
サッカーコラムニスト。
サッカー専門ブログ「BEE Football Spirit」アドバイザー、コラムニスト。
【略歴】
静岡生まれ。
小さい頃から地元の高校である清水商業(当時)や清水東、東海第一(当時)、静岡学園などの試合を見て育つ。Jでは清水サポ。大学卒業後に中国に渡り、日本代表やJリーグの観戦ができなくなるが、あふれるサッカー熱は抑えきれず中国サッカーの観戦及び取材を行うようになる。
【観戦経験】
英プレミア:マンU(香川在籍時)、チェルシー、マンチェスターC。
リーガ:バルセロナ
セリエ:ユベントス、ローマ。
ブンデス:ニュルンベルク(長谷部、清武在籍時)、ハンブルガーSV
【中国Cリーグ】
中国サッカーへの造詣が深く、山東魯能をはじめ上海申花や武漢卓アルといったクラブ関係者と交流があり、Jリーグのアジア枠設置に伴い、中国人選手がJリーグへ移籍する際の窓口の一つにもなっている。また、元中国サッカー協会会長の閻世鐸氏とは何度も会食している。
08年 山東魯能のCリーグ優勝祝賀パーティーに日本人として初めて正式招待。
09年 アジアチャンピオンズリーグ 山東魯能日本人アドバイザー。
※当ブログでは、中国1部リーグの呼称を中国で一般的に使われている「中超」に統一いたします。「中超」は中国語の「中国超級聯賽」の略です。
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