広州不覚で横浜との最終決戦に
2014年ブラジルW杯すべてのグループリーグを解説します!
詳しくはこちらへ
※ブログ記事へ寄せられたコメントへの返信は、ツイッターで行っています!
小松英之のツイッターはこちら
広州がアウェイで完敗!
リッピ率いる昨季アジアチャンピオンの広州がACLのグループリーグ第5節に臨み、アウェイでメルボルンに02の完敗。一方、同じグループの横浜FMはホームで韓国の全北に21で勝利。これでグループGはなんと4チームが勝ち点7で並ぶ大混戦となった。
せめて引き分けには持ち込めると思っていたが…
広州はアウェイで完敗した。中超(中国プレミアリーグ)の4チームの中で、広州は決勝トーナメントは安泰と思っていたが、予断を許さない状況になった。だが、まだ有利ではある。最終節、広州はホームゲームを残しているからだ。相手は横浜FM。ここで勝つか、もしくは引き分けでも決勝トーナメント進出が確定する。これは大きなアドバンテージ。だが、要は勝てばいいのである。アジア王者がホームで引き分け狙いなどということはありえない。堂々と、勝ちにいくのみだ。
一方、グループHの貴州はホームで川崎に01で破れた。これでグループリーグ敗退が決まった。今季は中超でもスタートが出遅れている貴州。リーグ戦を立て直して、また来季の挑戦権を獲得してほしい。
そして今度は山東と北京がそれぞれ登場する。
この2チームの成績しだいで、今季ACLでの中超勢の奮闘振りが決まってくる。ぜひとも、勝利を!!
小松英之によるグループリーグの解説を聞くならこちらから
筆:小松英之 ツイッターはこちら
小松英之(こまつひでゆき)
サッカーコラムニスト。
サッカー専門ブログ「BEE Football Spirit」アドバイザー、コラムニスト。
【略歴】
静岡生まれ。
小さい頃から地元の高校である清水商業(当時)や清水東、東海第一(当時)、静岡学園などの試合を見て育つ。Jでは清水サポ。大学卒業後に中国に渡り、日本代表やJリーグの観戦ができなくなるが、あふれるサッカー熱は抑えきれず中国サッカーの観戦及び取材を行うようになる。
【観戦経験】
英プレミア:マンU(香川在籍時)、チェルシー、マンチェスターC。
リーガ:バルセロナ
セリエ:ユベントス、ローマ。
ブンデス:ニュルンベルク(長谷部、清武在籍時)、ハンブルガーSV
【中国Cリーグ】
中国サッカーへの造詣が深く、山東魯能をはじめ上海申花や武漢卓アルといったクラブ関係者と交流があり、Jリーグのアジア枠設置に伴い、中国人選手がJリーグへ移籍する際の窓口の一つにもなっている。また、元中国サッカー協会会長の閻世鐸氏とは何度も会食している。
08年 山東魯能のCリーグ優勝祝賀パーティーに日本人として初めて正式招待。
09年 アジアチャンピオンズリーグ 山東魯能日本人アドバイザー。
BEE Football Spiritは「上海をサッカーの街にするプロジェクト」をサポートします!