出場機会のない香川にザック監督は…
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ザック監督がワールドカップに向けて会議を行うために来日した。
主要テーマとしてワールドカップの事前合宿地の選定を話し合うようだ。
記者から香川について聞かれたザック監督は、「世界屈指のビッグクラブにいるので簡単ではない」としたうえで、「彼は高いクオリティーを持っている。継続的にプレーできるようになるだろう」と期待を込めた。
とはいっても、現状は深刻だ。
先週末のプレミアでは、ついに香川はベンチにすら入れなかった。
マタが加入し、ヤヌザイ、ヤングの後塵を拝している香川の試合勘の鈍化は必至。まだ欧州CLがあるが、これも今の状況では出場機会があるかどうかわからない。
それでも1月移籍を決断しなかったのは香川自身の判断。
あくまでワールドカップまではユナイテッドで勝負ということなのだろう。
じっくりと見守りたい。
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筆:小松英之 ツイッターはこちら
小松英之(こまつひでゆき)
サッカーコラムニスト。
サッカー専門ブログ「BEE Football Spirit」アドバイザー、コラムニスト。
【略歴】
静岡生まれ。
小さい頃から地元の高校である清水商業(当時)や清水東、東海第一(当時)、静岡学園などの試合を見て育つ。Jでは清水サポ。大学卒業後に中国に渡り、日本代表やJリーグの観戦ができなくなるが、あふれるサッカー熱は抑えきれず中国サッカーの観戦及び取材を行うようになる。
【観戦経験】
英プレミア:マンU(香川在籍時)、チェルシー、マンチェスターC。
リーガ:バルセロナ
セリエ:ユベントス、ローマ。
ブンデス:ニュルンベルク(長谷部、清武在籍時)、ハンブルガーSV
【中国Cリーグ】
中国サッカーへの造詣が深く、山東魯能をはじめ上海申花や武漢卓アルといったクラブ関係者と交流があり、Jリーグのアジア枠設置に伴い、中国人選手がJリーグへ移籍する際の窓口の一つにもなっている。また、元中国サッカー協会会長の閻世鐸氏とは何度も会食している。
08年 山東魯能のCリーグ優勝祝賀パーティーに日本人として初めて正式招待。
09年 アジアチャンピオンズリーグ 山東魯能日本人アドバイザー。
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