【公式】松本忠之「中国人は反日なのか」(コモンズ出版)著者のブログ

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10月の欧州遠征は何が失敗だったのか?

イングランド・オランダ・日本・中国の各国の指導者ライセンスを所持するサッカースクール!

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サムライブルーのサイトでザック監督のコメントが公開されている。

こちらから

これを読めば、ザック監督の真意がわかる。

さらに、周囲からの批判に対しても答えていることが分かる。

この中で目を見張ったのは、10月の欧州遠征の2連敗について語っている部分だ。それによると、ザック監督は10月の欧州2連戦の際、チームに対してテストマッチの意義を十分に落とし込めていなかったと反省していることがわかる。

ここで語られているのは、失点よりも攻撃の部分。

見ている側もそれに気が付いている。

私もひたすら「0得点」こそが問題なのだと書いてきた。

テストなのだから、躊躇せず、どんどん試さなければならない。むしろ、試さなければテストとは呼べないわけで、それでは中途半端になってしまう。事実、10月の2連戦は消化不良。つまり中途半端だったのだ。失点は仕方ない。アウェイで欧州の中堅どころと対戦したのだから。だからこそ、得点が2試合で0だったということが問題なのである。

さて。

週末のオランダ戦。

オランダは早くも先発メンバーを発表するという余裕ぶりだ。

ロッベンファン・デル・ファールトデ・ヨング

スナイデル、ペルシーが離脱したとはいえ、申し分ないメンバーだ。

10月はテストの意義をしっかり落としこめなかったというザック監督。

今回は、しっかりと、テストマッチを達成してもらわねばならない。

期待を込めて週末の試合を楽しみにしたい。

筆:小松英之 ツイッターはこちら

小松英之(こまつひでゆき)

サッカーコラムニスト。

サッカー専門ブログ「BEE Football Spirit」アドバイザー、コラムニスト。

【略歴】

静岡生まれ。

小さい頃から地元の高校である清水商業や清水東、東海第一(当時)、静岡学園などの試合を見て育つ。Jでは清水サポ。大学卒業後に中国に渡り、日本代表やJリーグの観戦ができなくなるが、あふれるサッカー熱は抑えきれず中国サッカーの観戦及び取材を行うようになる。

【観戦経験】

英プレミア:マンU(香川在籍時)、チェルシーマンチェスターC。

リーガ:バルセロナ

セリエ:ユベントス、ローマ。

ブンデスニュルンベルク(長谷部、清武在籍時)、ハンブルガーSV

欧州CL:バルセロナベンフィカ

【中国Cリーグ】

中国サッカーへの造詣が深く、山東魯能をはじめ上海申花武漢卓アルといったクラブ関係者と交流があり、Jリーグのアジア枠設置に伴い、中国人選手がJリーグへ移籍する際の窓口の一つにもなっている。また、元中国サッカー協会会長の閻世鋒氏とは何度も会食している。

08年 Cリーグ武漢光谷の日系企業スポンサー募集担当。

08年 山東魯能のCリーグ優勝祝賀パーティーに日本人として初めて正式招待。

09年 アジアチャンピオンズリーグ 山東魯能日本人アドバイザー。

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