岡ちゃんの退団が決定。公式サイトで報告
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ついに、この時が来てしまった。
あっという間の2年間。
中国サッカーリーグの杭州で監督を務めてきた岡田監督の退任をクラブが発表した。公式ブログには、18日に会見すると書かれてある。中国国内でも注目される会見であろう。
杭州は中国リーグの中では珍しく、育成を重視するクラブ。それゆえ、岡田監督は監督退任後も、同クラブのユース育成面においては、協力関係を継続するようだ。一時期は長期政権になるかとも思われたが、如何せん、リーグ内の成績がよくなかった。
岡田杭州は今季を8勝12敗10分の12位で終了。
リーグ戦終了ぎりぎりでリーグ残留を決めるという状況だった。
フロントとの関係、チーム戦力、補強…監督にすべての責任があるわけではないが、それでも成績不振の批判と責任を矢面に立って受けなければならないのが監督業。改めて、大変なポジションだと実感した。
岡田監督が中国サッカー界に残した足跡は、今後、きっとさらに輝きを増していくに違いない。そして、その功績は単にサッカー界だけにとどまらず、日本と中国の関係においても、貴重であったに違いない。
岡田監督にはすでに、タイのクラブからオファーが届いているとの報道もある。日本を代表するサッカー監督として、更なるご活躍をお祈りいたします。
最後に。
岡ちゃん、中国来てくれて、本当にありがとう!!!
筆:小松英之 ツイッターはこちら
小松英之(こまつひでゆき)
サッカーコラムニスト。
サッカー専門ブログ「BEE Football Spirit」アドバイザー、コラムニスト。
【略歴】
静岡生まれ。
小さい頃から地元の高校である清水商業や清水東、東海第一(当時)、静岡学園などの試合を見て育つ。Jでは清水サポ。大学卒業後に中国に渡り、日本代表やJリーグの観戦ができなくなるが、あふれるサッカー熱は抑えきれず中国サッカーの観戦及び取材を行うようになる。
【観戦経験】
英プレミア:マンU(香川在籍時)、チェルシー、マンチェスターC。
リーガ:バルセロナ
セリエ:ユベントス、ローマ。
ブンデス:ニュルンベルク(長谷部、清武在籍時)、ハンブルガーSV
【中国Cリーグ】
中国サッカーへの造詣が深く、山東魯能をはじめ上海申花や武漢卓アルといったクラブ関係者と交流があり、Jリーグのアジア枠設置に伴い、中国人選手がJリーグへ移籍する際の窓口の一つにもなっている。また、元中国サッカー協会会長の閻世鋒氏とは何度も会食している。
08年 山東魯能のCリーグ優勝祝賀パーティーに日本人として初めて正式招待。
09年 アジアチャンピオンズリーグ 山東魯能日本人アドバイザー。
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