自画自賛!「外国人のようなシュート」
イングランド・オランダ・日本・中国の各国の指導者ライセンスを所持するサッカースクール!
※ブログ記事へ寄せられたコメントへの返信は、ツイッターで行っています!
小松英之のツイッターはこちら
「外国人みたいなシュートでしたね」
ブンデスでの初ゴールを記録したハノーバー酒井宏樹のコメントだ。
3日のブレーメン戦で試合を同点とする貴重なゴール。
しかし、チームはその後失点し、23で試合を落としてしまい、「僕たち守備陣が踏ん張らないと」と反省することも忘れなかった。
日本代表では基本的に常時招集されている酒井宏。
代表ではまだフィットしておらず、その実力がしっかりと発揮されていない感は否めない。しかし、それでもザック監督が招集するのは、やはりSBとしては貴重な上背とフィジカル、そしてクロスの精度が評価されてのことだろう。
日本のSBは長友、内田という絶対的存在が君臨する。
そこへ、酒井高も控えているし、ベテランの駒野もいる。
しかし、長友や内田がいつ怪我するかわからない。来年のW杯本番時にベストコンディションであるという保証もない。万が一、レギュラーの二人に何かがあり、代わって別の選手が入ったときに、チーム力が落ちてしまうようだと厳しい。その意味では、やはりW酒井に更なる成長を求めざるを得なくなる。長友と内田を脅かすほどの存在になってほしい。単純な比較はできないが、W酒井を比べると、高徳のほうが代表でのパフォーマンスはいいように見える。日本代表のボトムアップのためには、酒井宏樹の成長も不可欠だ。
ともあれ、ゴールしたことは非常にポジティブなこと。
今後の更なる活躍を期待したい。
筆:小松英之 ツイッターはこちら
小松英之(こまつひでゆき)
サッカーコラムニスト。
サッカー専門ブログ「BEE Football Spirit」アドバイザー、コラムニスト。
【略歴】
静岡生まれ。
小さい頃から地元の高校である清水商業や清水東、東海第一(当時)、静岡学園などの試合を見て育つ。Jでは清水サポ。大学卒業後に中国に渡り、日本代表やJリーグの観戦ができなくなるが、あふれるサッカー熱は抑えきれず中国サッカーの観戦及び取材を行うようになる。
【観戦経験】
英プレミア:マンU(香川在籍時)、チェルシー、マンチェスターC。
リーガ:バルセロナ
セリエ:ユベントス、ローマ。
ブンデス:ニュルンベルク(長谷部、清武在籍時)、ハンブルガーSV
【中国Cリーグ】
中国サッカーへの造詣が深く、山東魯能をはじめ上海申花や武漢卓アルといったクラブ関係者と交流があり、Jリーグのアジア枠設置に伴い、中国人選手がJリーグへ移籍する際の窓口の一つにもなっている。また、元中国サッカー協会会長の閻世鋒氏とは何度も会食している。
08年 山東魯能のCリーグ優勝祝賀パーティーに日本人として初めて正式招待。
09年 アジアチャンピオンズリーグ 山東魯能日本人アドバイザー。
BEE Football Spiritは「上海をサッカーの街にするプロジェクト」をサポートします!