香川に「ひどくやっかいだ」
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欧州CLグループリーグで、マンUはアウェイでレアル・ソシエダードと00の引き分け。香川は後半ロスタイムまでプレーし、チームはA組の首位をキープした。
この日はチャンスメークが光った。
まずは後半5分。左サイドでボールをキープすると、なんと相手DFの股を通すクロス。決定的な場面を演出するも、チャチャがまさかのミスキック。ゴールならず。
後半18分からはそれまでの左MFからトップ下にポジションを移す。すると23分。ゴール前で見事なワンツーの折り返し。相手DFは香川からのワンツーパスを受けようとしていたヤングにファール。PKを獲得した。しかし、こちらもペルシーがまさかの失敗。
結局得点は奪えなかったが、香川がいることにより、細かいパスやステップといった、マンUの中では極めて貴重なテクニックとリズムでチームの攻撃をけん引していた。
実際、某スペイン紙はこの試合の香川を評して「あのテクニックはレアル・ソシエダードにとってやっかいだった」と好評価。相手を嫌がらせるテクニック。さすがだ。
香川にはこれからもっともっと出場機会を作り出してほしい。
特に、マンUが欧州の舞台で上に上がれば上がるほど、そのテクニックとリズムが必要となるはずだから。
筆:小松英之 ツイッターはこちら
小松英之(こまつひでゆき)
サッカーコラムニスト。
サッカー専門ブログ「BEE Football Spirit」アドバイザー、コラムニスト。
【略歴】
静岡生まれ。
小さい頃から地元の高校である清水商業や清水東、東海第一(当時)、静岡学園などの試合を見て育つ。Jでは清水サポ。大学卒業後に中国に渡り、日本代表やJリーグの観戦ができなくなるが、あふれるサッカー熱は抑えきれず中国サッカーの観戦及び取材を行うようになる。
【観戦経験】
英プレミア:マンU(香川在籍時)、チェルシー、マンチェスターC。
リーガ:バルセロナ
セリエ:ユベントス、ローマ。
ブンデス:ニュルンベルク(長谷部、清武在籍時)、ハンブルガーSV
【中国Cリーグ】
中国サッカーへの造詣が深く、山東魯能をはじめ上海申花や武漢卓アルといったクラブ関係者と交流があり、Jリーグのアジア枠設置に伴い、中国人選手がJリーグへ移籍する際の窓口の一つにもなっている。また、元中国サッカー協会会長の閻世鋒氏とは何度も会食している。
08年 山東魯能のCリーグ優勝祝賀パーティーに日本人として初めて正式招待。
09年 アジアチャンピオンズリーグ 山東魯能日本人アドバイザー。
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