本田復帰のシナリオを考えてみた
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足首の故障で日本に滞在していた本田がロシアへ戻った。ロシアへ戻ったということは、当然チームに合流するためで、ということは、少なくともチーム練習に参加できるくらいは回復したということだ。
ここで、本田復帰のシナリオを想定してみよう。
もちろん、長友のように、途中で再びの故障がなければという前提である。
4月28日のルビン・カザン戦で復帰。
その後、5月26日までリーグ戦を戦う。
5月30日 日本代表vsブルガリアの親善試合で日本代表復帰
6月4日 W杯アジア最終予選オーストラリア戦(H)
日本はここでW杯出場を決めたい。
オーストラリア戦でW杯出場を決めていれば、大事を取って休ませることも可能。
6月16日 コンフェデ杯ブラジル戦
以後、イタリア、メキシコとコンフェデ杯が続く。
こう見ると、やはりキーとなるのは5月のリーグ戦だ。4月28日に復帰したとしても、ここが復帰第一戦。試合勘を取り戻すためには、数試合こなさなければならない。その間に、長友のように再故障があっては困る。
無理せず、しっかりと試合勘を取り戻して、そして日本代表に復帰してほしい。
(筆:小松英之)
小松英之(こまつひでゆき)
サッカーコラムニスト。
サッカー専門ブログ「BEE Football Spirit」アドバイザー、コラムニスト。
【略歴】
静岡生まれ。
小さい頃から地元の高校である清水商業や清水東、東海第一(当時)、静岡学園などの試合を見て育つ。Jでは清水サポ。大学卒業後に中国に渡り、日本代表やJリーグの観戦ができなくなるが、あふれるサッカー熱は抑えきれず中国サッカーの観戦及び取材を行うようになる。
【観戦経験】
英プレミア:マンU(香川移籍後)、チェルシー、マンチェスターC。
リーガ:バルセロナ
セリエ:ユベントス、ローマ。
【中国Cリーグ】
中国サッカーへの造詣が深く、山東魯能をはじめ上海申花や武漢卓アルといったクラブ関係者と交流があり、Jリーグのアジア枠設置に伴い、中国人選手がJリーグへ移籍する際の窓口の一つにもなっている。
08年 山東魯能のCリーグ優勝祝賀パーティーに日本人として初めて正式招待。
09年 アジアチャンピオンズリーグ 山東魯能日本人アドバイザー。
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