闘莉王、ラモスがザックジャパンにエール
イングランド・オランダ・日本・中国の各国の指導者ライセンスを所持するサッカースクール!
小松英之の連載がブログで紹介されました!
「おれたちは下手なんだから、泥臭くやらなきゃだめだ」
南アW杯本番直前。停滞するチームを、このセリフで一変させた、闘将・闘莉王(名古屋)がヨルダン戦の日本代表を振り返った。
闘莉王は2失点目の吉田の対応に苦言。自分が出ていたら、というイメージで試合を見ていたといい、「ファウルで止めたほうがよかったよね。時にはイエロー(警告)を割り切ることも必要なんだよ」と語った。世界を舞台に戦ってきた男ならではのセリフだ。
もうひとり、ブラジル出身で日本代表を支え続けた熱い男がいる。ラモスだ。ラモスもヨルダン戦について言及している。
「本当にW杯に行きたいのかね」
といきなり檄を飛ばしたラモスも「吉田はあそこで潰すべきだった。戦術どうこうの前に、まずは1対1だよ!」とやはり吉田について触れた。
さらに、チーム全体についても「昨日の負けたことで、W杯には必ず行けるなんていう甘い気持ちを捨てられたはず。それは良かったんじゃない?」とチーム全体についてもコメント。「6月はホームだから絶対に勝って、必ず出場を決めてほしいよ」とエールで締めくくった。
本田がいないと、全体的に試合中におとなしいイメージがあるのは私だけか。ラモスや闘莉王のように、感情や情熱を前面に押し出してプレーするタイプの選手がザックジャパンにも一人くらいは必要なのかもしれない。
期待される闘莉王の代表復帰は…??
(筆:小松英之)
小松英之(こまつひでゆき)
サッカーコラムニスト。
サッカー専門ブログ「BEE Football Spirit」アドバイザー、コラムニスト。
【略歴】
静岡生まれ。
小さい頃から地元の高校である清水商業や清水東、東海第一(当時)、静岡学園などの試合を見て育つ。Jでは清水サポ。大学卒業後に中国に渡り、日本代表やJリーグの観戦ができなくなるが、あふれるサッカー熱は抑えきれず中国サッカーの観戦及び取材を行うようになる。
【観戦経験】
英プレミア:マンU(香川移籍後)、チェルシー、マンチェスターC。
リーガ:バルセロナ
セリエ:ユベントス、ローマ。
【中国Cリーグ】
中国サッカーへの造詣が深く、山東魯能をはじめ上海申花や武漢卓アルといったクラブ関係者と交流があり、Jリーグのアジア枠設置に伴い、中国人選手がJリーグへ移籍する際の窓口の一つにもなっている。
08年 山東魯能のCリーグ優勝祝賀パーティーに日本人として初めて正式招待。
09年 アジアチャンピオンズリーグ 山東魯能日本人アドバイザー。
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