世界で戦える長友の秘訣は「体幹」
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小松英之の連載がブログで紹介されました!
「日頃の体幹トレーニングが効いた。相手が激しく来ても倒れることなく耐えて、それがアシストにつながった。日頃のトレーニングはやっぱり実を結ぶんだなと感じた」
劇的なユーべの「不敗記録」を49でストップさせた試合後、インテルの長友が語ったコメントだ。
「体幹」という言葉自体、長友が世間に広めたのではないかと思えるくらい、この言葉は以前はサッカー界どころか、一般的にあまり聞かれなかった。
実は、筆者は先月の欧州遠征フランス戦で見せた長友のアシスト。あれも長友の「体幹」が成せた技であると見ている。
フランスのCKのこぼれ球を拾った日本。今野がドリブルでフランスゴールへ爆走。右に開いた長友にパス。長友はそれを、直角に見えるほどの角度で中へ折り返し、香川の歴史的ゴールをアシストした、あのシーンだ。
「なんであの時間帯で、あれだけ走って、さらにあの角度でパスが出せるのか」
そう思ってなんどもリプレイを見ていると、やはり「体幹」ではないかと思うのだ。体の芯がしっかりしていなければ、あの局面で、あの体の動きはできまい。足だけでなく、体全体できっちり蹴ったからこそ、しっかりと香川の足元に渡ったのだ。
世界で活躍するというと華やかに聞こえるが、そういう人ほど日ごろの努力を怠らない選手なのだろう。
長友、恐るべしである。
<筆:小松英之>
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