【公式】松本忠之「中国人は反日なのか」(コモンズ出版)著者のブログ

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ザック本田に期待、若手に苦言

イングランド・オランダ・日本・中国の各国の指導者ライセンスを所持するサッカースクール!

小松英之の連載がブログで紹介されました!

香川不在。

だけに、本田に期待が高まる。クラブでも好調を維持しているだけに、なお更であろう。

11月14日アウェイでオマーン戦に臨む日本代表メンバーが発表され、怪我の香川以外は、順当なメンバーが選ばれた。若手では宇佐美が選出され、宮市ははずれた。

ザックは本田にゴールを期待している。

「時に点も取っている」とクラブでのここ最近の活躍ぶりを認めて、その上で、日本代表でもゴールを決めることを期待した。

先の欧州遠征で見せた0トップ。見方によっては、本田の1トップともいえた。それくらい、本田にはゴールを期待しているのだろう。まして、14日は中東でのアウェイ。日本のみならず、韓国、オーストラリアでさえも、苦しめられる。それは気候だけでなく、アウェイ最大の洗礼である「中東の笛」もある。その中でゴールを決めることは容易ではない。やはり本田に期待がかかってしまうのであろう。

一方、若手に対しては檄を飛ばした。

「もっと努力を」。

その理由は「成長できる時間があるのに誰も飛躍的に成長していない」である。それは、クラブでのパフォーマンスに対していっているようだ。

今回、召集されなかった若手選手を名指しして、クラブで起用されないのは、クラブの監督と私の考えが一致しているからだろうと語り、若さという武器で飛躍的に成長を、と訴えた。

宇佐美、宮市、大津、原口…

このあたりの成長は、2014年ブラジルだけでなく、その後の日本代表に欠かせないものだ。それだけに、ザック監督もあえて厳しく叱咤激励したのであろう。代表監督の叱咤は効果が高い。なぜなら、ザックのめがねにかなわない選手は代表に選出されないからだ。選手であれば、国を代表してW杯に出たいと思うのは当然の心理。それだけに、ザックの激励が功を奏して、ぜひ若手選手が所属クラブで飛躍的な活躍をしてほしいものだ。

ともあれ、決戦まで約1週間。

まずは、14日の試合で、勝ち点3を。

<筆:小松英之>

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