香川不振報道は事実か、マスコミの煽りか
イングランド・オランダ・日本・中国の各国の指導者ライセンスを所持するサッカースクール!
小松英之の連載がブログで紹介されました!
香川に関する報道で気になることがある。
それは、香川が代表で不振だ、という内容だ。
しかも、本人がそれを気にして、結果を焦っているかのように読み手が受け取れるような報道すらある。
香川は代表での自分をどう感じているか。
それは香川本人しか知らないことだ。
もちろん、サッカー選手として試合に出た以上は、活躍し、ゴールがほしいことは当然だ。ましてや香川は攻撃的選手。ゴールを望まないわけがない。
ただ、周囲が代表での香川を、ゴールが生まれていないから「不振だ」「不振だ」と煽り立てているような印象は否めない。それは、マンUで現在までのところ、レギュラーを獲得し、1ゴール決めていることとも無関係ではない。
要するに、「マンUと代表のギャップ」を取り上げて、代表での香川を「不振」「不振」と煽っている。そんな風に見える。
ここで、長々とクラブと代表の違いを語る必要はないだろう。
年間通して日々ともに練習する所属クラブと、年に数回しか集まれない代表。チームも違えばメンバーも違う。監督が違うから戦術が違う。欧州と日本の移動距離…
香川の報道は、どこか、メッシがアルゼンチン代表で活躍できていないときのものと重なる。バルサとアルゼンチン代表をなぜか同じ秤にかけて、片方やよし、片方やひどい、と酷評する…
もちろん、香川はそんなメディアの雑音に惑わされることはないであろう。ただ、ゴールを決めれば、雑音が消えることも明白。
メディアの雑音を消すためではなく、自身のためにゴールを決めて、結果的に雑音も同時に消してほしい。
注目のイラク戦は、今夜。
<筆:小松英之>
BEE Football Spiritは「上海をサッカーの街にするプロジェクト」をサポートします!