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【小松英之試合レビュー】ニュージーランド11スロバキア(グループF)

小松英之【連載】海を越えたピッチからの便り

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【小松英之による試合レビュー】

2010年6月14日 グループF ニュージーランド11スロバキア

両チームとも日本人にはなじみの薄いチームだ。

ニュージーランドはどうしてもオーストラリア代表の陰に隠れていた感が否めなかったが、豪がアジア枠へ移った今回のW杯で、そのチャンスをしっかりものにして本大会出場を果たした。ヨーロッパでプレーする選手は一人しかおらず、国際経験も少ないチームである。

一方のスロバキア。今大会32チーム中、唯一の初出場チーム。ニュージーランドが豪の陰であったなら、このチームはチェコの陰であった。実際、チェコにはネドベドはじめ有名選手が続々輩出されたが、一方のスロバキアは長らくサッカーにおいて日の目を見ることができなかった。それが今回はライバルのチェコポーランドを押しやり、W杯初出場を決めた。

実力的には初出場ながら欧州予選を勝ち抜いてきたスロバキアが抜きん出ている。イタリアに次ぐ、2位通過をパラグアイと争うと見られていたが、なんとこの試合、ニュージーランド試合直前にゴールを決めドローに持ち込んだ。

スロバキアにとってはショックな敗戦。一方、ニュージーランドにとっては値千金の勝ち点1となったゲームであった。

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筆者紹介:小松英之(こまつひでゆき)

サッカーコラムニスト。中国語教師。龍飛中国語会話スクール名誉講師。サッカー専門サイト「BEE Football Spirit」アドバイザー、コラムニスト。

静岡生まれ。

小さい頃から地元の高校である清水商業や清水東、東海第一(当時)、静岡学園などの試合を見て育つ。大学卒業後に中国に渡り、日本代表やJリーグの観戦ができなくなるが、あふれるサッカー熱は抑えきれず中国サッカーの観戦及び取材を行うようになる。その他チェルシーマンチェスターC、ユベントスなどの観戦経験あり。

中国サッカーへの造詣が深く、山東魯能をはじめ上海シンハや武漢光谷といったクラブ関係者と交流があり、Jリーグのアジア枠設置に伴い、中国人選手がJリーグへ移籍する際の窓口の一つにもなっている。

08年 Cリーグ武漢光谷のスポンサー募集窓口担当。

08年 山東魯能のCリーグ優勝祝賀パーティーに日本人として初めて正式招待。

09年 アジアチャンピオンズリーグ 山東魯能日本人アドバイザー。

山東魯能でコーチを務める張海濤コーチとは家にも行ったことがあるほどの仲。張コーチは08年、ドイツのケルンFCにてコーチ留学を終えて帰国した。ドイツでのコーチ留学の状況を聞けるなど、貴重な交流を重ねている。