【小松英之試合レビュー】ポルトガル00コートジボワール(グループG)
小松英之【連載】海を越えたピッチからの便り
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【小松英之による試合レビュー】
2010年6月15日 グループG ポルトガル00コートジボワール
注目はもちろん、ポルトガルのC・ロナウド。アルゼンチンのメッシ同様、世界のサッカーファンは彼のゴールを期待していたであろう。
そして、日本のサッカーファンからも注目を浴びたのはコートジボワールのドログバ。この世界屈指のストライカーはW杯直前の日本との親善試合でトゥーリオと接触して腕を骨折した。その怪我からの復帰は日本のファン同様、世界中のファンが注目していた。
果たして、ドログバは後半から出場を果たし、奇跡の早期復帰を果たした。しかし、試合においてはC・ロナウドもドログバも見せ場を作れず、結果しあいは00のスコアレス・ドローとなった。
死の組と呼ばれているこのグループ。ブラジルに次ぐ2位通過を果たすのはどちらのチームか。そのポイントになるのは、日本と同じアジア代表の北朝鮮であろう。今後、この両チームの北朝鮮戦に注目したい。
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筆者紹介:小松英之(こまつひでゆき)
サッカーコラムニスト。中国語教師。龍飛中国語会話スクール名誉講師。サッカー専門サイト「BEE Football Spirit」アドバイザー、コラムニスト。
静岡生まれ。
小さい頃から地元の高校である清水商業や清水東、東海第一(当時)、静岡学園などの試合を見て育つ。大学卒業後に中国に渡り、日本代表やJリーグの観戦ができなくなるが、あふれるサッカー熱は抑えきれず中国サッカーの観戦及び取材を行うようになる。その他チェルシー、マンチェスターC、ユベントスなどの観戦経験あり。
中国サッカーへの造詣が深く、山東魯能をはじめ上海シンハや武漢光谷といったクラブ関係者と交流があり、Jリーグのアジア枠設置に伴い、中国人選手がJリーグへ移籍する際の窓口の一つにもなっている。
08年 Cリーグ武漢光谷のスポンサー募集窓口担当。
08年 山東魯能のCリーグ優勝祝賀パーティーに日本人として初めて正式招待。
09年 アジアチャンピオンズリーグ 山東魯能日本人アドバイザー。
山東魯能でコーチを務める張海濤コーチとは家にも行ったことがあるほどの仲。張コーチは08年、ドイツのケルンFCにてコーチ留学を終えて帰国した。ドイツでのコーチ留学の状況を聞けるなど、貴重な交流を重ねている。