トルコマジックでクロアチア下す
編集:中国サッカー魂編集部
Euro 2008準々決勝、トルコvsクロアチア。試合はトルコがPKでクロアチアを下し、準決勝進出を果たした。
グループリーグで2度の奇跡を起こしてきたトルコが、またもや奇跡を起こした。
いや、この言い方は正確でない。
3度目なんだから、3度目の正直なんだから、もはや奇跡とは呼べまい。
これはきっと、トルコマジックだ。
Euro2004を思い出す。もしかしたら、あのときのギリシャのような存在になるのでは…
この両チームは実力的には拮抗しているが、今大会のパフォーマンスはクロアチアのほうが安定しているように思われた。
そのため、延長後半13分にクロアチアがゴールを奪ったときには、このパフォーマンスの差が出たかなと思った。さすがに決勝トーナメントでは奇跡はないだろう。相手はクロアチアだし…
正直、ここからトルコが追いついてPKで勝利を収めるなど、想像しなかった。
恐らくクロアチアの選手もほぼ勝利を確信していたのであろう。それはPK戦を見ればわかる。勝利をつかんだと思いきや、同点に追いつかれPKに…精神的にクロアチアは追い詰められていた。
逆に奇跡的に追いついてPKへ持ち込んだトルコには勢いがあった。
ここでも奇跡を起こしてやろうという気迫も見えた。
00で迎えるPKとは違った様子がそこにはあった。
サッカーはこういう試合があるからおもしろい。
トルコは準決勝でドイツと対戦する。
提供:ビッグイーストグループ