【公式】松本忠之「中国人は反日なのか」(コモンズ出版)著者のブログ

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高原、合流せず=コンディション回復を優先 日本代表

編集:中国サッカー魂編集部

サッカー日本代表岡田武史監督は29日、横浜市内のホテルで6月のワールドカップ(W杯)アジア3次予選に臨む日本代表にFW高原直泰(浦和)が合流しないことを明らかにした。高原は先のキリンカップ2試合は、不調のため先発から外れていた。岡田監督は、「現在の状態から本来の高原に戻すためにはクラブで練習したほうがいい」と説明した。

 日本代表は6月2日のオマーン戦(日産スタジアム)の後、オマーン、タイへ遠征する。復帰の時期については「本人が自信を持った時に戻ってほしい」と語った。追加招集はしない方針で29日からの代表合宿は24人で行う。 

このニュースに驚いたのは、何も日本人だけではない。

ドイツ・ブンデスリーガで長年活躍した高原は、中田英中村俊介と並んで、中国でも名を知られている日本人選手の一人だ。

ある中国のサッカー関係者に聞く。

「高原選手はドイツから日本に移りましたよね。その後、あまりコンディションがよくなかった?そうですか。いずれにしろ、ワールドカップ予選というのは、経験もかなり大きな要素です。彼のような経験が豊富な選手というのは、いざというときに大きな仕事をすることができます。そういう選手が抜けてしまったというのは、日本代表にとってはかなり大きな痛手ではないでしょうか」

浦和移籍後、調子が悪かったとはいえ、日本代表のエースという意味ではやはり高原の存在感は群を抜いていた。果たして、6月の3次予選で他のFW選手がどれだけ存在感を示せるか。注目したい。

提供:ビッグイーストグループ