【公式】松本忠之「中国人は反日なのか」(コモンズ出版)著者のブログ

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「長春出身の主審が裁くのは不適切」と天津メディア

中村祐人が15~16シーズンを振り返る。最新インタビュー

中超第29節

天津泰達(H)0-1上海上

長春籍の主審がこの試合を裁くのは不適切だ」

レフェリーの専門家と呼ばれる大樵氏は天津のテレビ番組でそう語った。

広州恒大の6連覇が決まった中超だが、残留争いは続いている。そのうちの2チームが長春亜泰天津泰達だ。そして、第29節の天津と上海上港の一戦で笛を吹いたのは、長春出身の審判だった。

「主審はとんだ濡れ衣を着せられたものだ」とも言いたくなるが、疑惑の判定が出たことが、本件を助長させている。問題のシーンは81分。上海上港の選手が自陣PA内でハンドしたかに見えた。しかし、主審は笛を吹かず。当然、天津の選手は猛抗議。大樵氏も「あれだけ近くでプレーを見ていて、ハンドに気が付かないのは奇妙だ」としている。

ともあれ、0-1で試合に敗れた天津は、次の最終節、アウェーで重慶力帆と戦う。残留条件は勝ち点3のみ。果たして、どのような結末が待っているのだろうか。

※当ブログでは、中国1部リーグの呼称を中国で一般的に使われている「中超」に統一いたします。「中超」は中国語の「中国超級」(中国スーパーリーグ)の略で、日本でいうJ1に相当します。また、香港プレミアリーグについては「香港プレミアリーグ」と記します。