【公式】松本忠之「中国人は反日なのか」(コモンズ出版)著者のブログ

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まさかの1敗1分スタートで浦和戦がポイントに広州恒大

サッカーコラムニスト松本忠之が中村祐人の「衝撃」を振り返る

まさかの展開だ。

アジア2連覇を目指す広州恒大が、「死の組」グループHで苦戦。ACLのスタート2試合で1分1敗となっている。

原因は様々考えられるが、一番顕著なのは攻撃陣の不発だろう。2試合で得点わずか1点。しかもホームではゴールを奪えなかった。

そしてやはり、エウケソン放出が原因と言われるのは仕方ない。いくらJマルティネスが来たとはいえ、馴染むまでには時間はかかる。その点、グラルに期待したいが、やはりエウケソンほどはチームにマッチしていない。

この流れを受けて、広州恒大にとって重要になるのは浦和レッズとの対戦だ。理由は単純明快。まだ勝ち点6を取る可能性がある唯一の相手だからだ。浦和から勝ち点6を奪うのが簡単、難しいという話ではない。王者として、「グループ2位通過」などという選択肢を持ってはならないクラブ、それが広州恒大なのだ。しかも、以前は「それだけお金をかけているから(負けられない)」と揶揄された。今は違う。そこに「中超5連覇中、アジアを2度制した」というプライドが付いている。

ここから先、全勝してグループを通過してもらいたい。

※当ブログでは、中国1部リーグの呼称を中国で一般的に使われている「中超」に統一いたします。「中超」は中国語の「中国超級聯時」(中国スーパーリーグ)の略で、日本でいうJ1に相当します。また、香港プレミアリーグについては「香港プレミアリーグ」と記します。