羅寧会長が株式譲渡問題に言及北京
※当ブログでは、中国1部リーグの呼称を中国で一般的に使われている「中超」に統一いたします。「中超」は中国語の「中国超級聯時」(中国スーパーリーグ)の略で、日本でいうJ1に相当します。また、香港プレミアリーグについては「香港プレミアリーグ」と記します。
北京国安の羅寧会長が株式譲渡について言及した。
これは、国が打ち出した政策に対応するもの。国有企業をバックにもつ北京国安足球倶楽部はその株式の一部を民間へ開放(売却)しなければならなくなった。
母体企業に変更があれば、当然気になるのはクラブ名やユニフォームだが、羅会長はそれらに変更はないと強調。名前、ユニフォーム、チームカラーの緑、ホームタウン、ホームスタジアムなどには一切の変更はないと話した。
中国では昨年、中国サッカー協会が政府機関(中国国家体育局)から独立分離した。つまり、政府の直接的な支配を受けなくなったのだ。それに加えて、今度はクラブの実権を握る母体企業にも改革の手を伸ばした。
中国サッカーは確実に変わっている。近い将来、代表でもACLでも、その変化を実感できる日がやってくるだろう。
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