デンバ・バが語る「なぜ中国ではアフリカ系選手が多いのか?」
※当ブログでは、中国1部リーグの呼称を中国で一般的に使われている「中超」に統一いたします。「中超」は中国語の「中国超級聯時」(中国スーパーリーグ)の略で、日本でいうJ1に相当します。また、香港プレミアリーグについては「香港超級聯賽」と記します。
今年、トルコのベシクタシュから中超の上海申花へ移籍してきたセネガル代表のデンバ・バがCCTV(中国中央テレビ)のインタビューに答え、移籍や上海の印象について語っている。昨日に続き、インタビューの続編をお届けする。
—上海申花のサポーターについては?
「驚かされたよ。ホームゲームには2万人以上のサポーターが詰めかけるんだ。それに彼らはとても熱狂的だ。素晴らしいね。僕は2,3千人の観客の前だけでプレーするのは好きじゃないんだ」
—たくさんのアフリカ系選手が中国に来てプレーしています。
「アフリカの選手にはいい選手が多いんだ。でも残念なことに、僕たちは低く評価されている。南米と欧州の選手が高く評価されているのに対して、僕たちは実力的には劣っていないのに評価は低い。それがサッカー界なんだ。中国はアフリカの選手にもそれ相応の評価と尊敬を表してくれる」
—自身とチームのパフォーマンスについては?
「ここ1ヶ月は僕もチームもいいパフォーマンスができている。大事なことはこれを続けることだね。僕のサッカーにおける信念は、楽しみながら勝つこと。毎試合それを抱いてゲームに臨んでいるし、最近はそれが出来ているね」
—最後に、中超のイメージは?
「素晴らしいリーグだよ。もちろん、ここはイングランドのプレミアリーグではないし、ドイツのブンデスリーガでもない。でも、ここにはここの素晴らしさがある。リーグ独自の魅力を出していくことが大事だと思う」
以上
サッカーコラムニスト松本忠之が「まるでコネクティッドカー」と表現した天才フットボーラー中村祐人