【公式】松本忠之「中国人は反日なのか」(コモンズ出版)著者のブログ

中国が発信している情報を偏見なく紹介します。その他、趣味のサッカー(ガンバ大阪/清水エスパルス/バルセロナ)やお酒の話題など。

中国代表、人工芝対策は万全!?

※当ブログでは、中国1部リーグの呼称を中国で一般的に使われている「中超」に統一いたします。「中超」は中国語の「中国超級聯賽」(中国プレミアリーグ)の略で、日本でいうJ1に相当します。

また、香港プレミアリーグについては「香港超級聯賽」と記します。

昆明にて高地対策と人工芝対策を行っている中国代表。ロシアW杯2次予選でブータン代表とアウェイで対戦するためだ。そんな中国代表の現状が伝わってきた。

まずは高地対策。標高高い昆明の合宿地にはいってから、高山病の症状で苦しむ選手が出たという。そのため、ペラン監督は当地での練習を基礎練習だけにして、過度な負荷を選手にかけないように気を使っているという。

また、人工芝対策においても同様で、基礎練習のみでまずはしっかりボールに慣れるところから始めているとう。またGKには人工芝用の手袋とGKパンツを特別に用意して、不意の怪我がないようにしているという。

さらには特別にドクターが現地入り。高山病対策をより本格化させた。また、幸いにも昨日、ブータンは香港で香港代表と対戦。中国代表はスタッフを派遣してブータンの状況をチェックすることができた。

こういった対応はすべて中国の本気度の表れだ。ブータンははっきり言えば中国からしても格下。そこまで警戒すべき相手ではない。だが、それでもここまで対策するのは、これが初戦だからに他ならない。2次予選とはいうものの、これまで中国は最終予選にすら進めない状況が続いてきたから、油断できない。