広州恒大 仏代表のヴァルブエナの次はブラジル代表FW
※当ブログでは、中国1部リーグの呼称を中国で一般的に使われている「中超」に統一いたします。「中超」は中国語の「中国超級聯賽」の略です。
広州恒大が仏代表ヴァルブエナの獲得に失敗していたことは先日記事にした通りだが、その後もこのクラブの選手獲得報道は絶えることがない。ブラジルメディアが報じたところによると、広州の現在の「お気に入り」は元ブラジル代表FWのフレッジだという。
フレッジはブラジルのフルミネンセに所属する選手。ブラジルW杯に出場していたのが記憶に新しい。だが残念ながら6試合1得点と奮わず、W杯終了後は代表から引退することを発表した。とはいえ、強豪フルミネンセでプレーし、セレソンでも試合出場できるほどの選手。広州が気に入るのも無理はない。
同じメディアには移籍金については触れられていないが、年俸は最低でも7億円以上が必要だと報じられている。もっとも、ヴァルブエナ獲得の際に広州は年俸15億円を用意していたといわれており、最低7億円のハードルは十分クリアーできると思われる。
中超随一の資金力を持つこのクラブがどんな一流選手を来季は連れてくるのか。
まだまだ目が離せない。
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小松英之(こまつひでゆき)
サッカーコラムニスト。
サッカー専門ブログ「BEE Football Spirit」アドバイザー、コラムニスト。
【略歴】
静岡生まれ。
小さい頃から地元の高校である清水商業(当時)や清水東、東海第一(当時)、静岡学園などの試合を見て育つ。Jでは清水サポ。大学卒業後に中国に渡り、日本代表やJリーグの観戦ができなくなるが、あふれるサッカー熱は抑えきれず中国サッカーの観戦及び取材を行うようになる。
【観戦経験】
英プレミア:マンU(香川在籍時)、チェルシー、マンチェスターC。
リーガ:バルセロナ
セリエ:ユベントス、ローマ。
ブンデス:ニュルンベルク(長谷部、清武在籍時)、ハンブルガーSV
【中国Cリーグ】
中国サッカーへの造詣が深く、山東魯能をはじめ上海申花や武漢卓アルといったクラブ関係者と交流があり、Jリーグのアジア枠設置に伴い、中国人選手がJリーグへ移籍する際の窓口の一つにもなっている。また、元中国サッカー協会会長の閻世鐸氏とは何度も会食している。
08年 山東魯能のCリーグ優勝祝賀パーティーに日本人として初めて正式招待。
09年 アジアチャンピオンズリーグ 山東魯能日本人アドバイザー。
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