【公式】松本忠之「中国人は反日なのか」(コモンズ出版)著者のブログ

中国が発信している情報を偏見なく紹介します。その他、趣味のサッカー(ガンバ大阪/清水エスパルス/バルセロナ)やお酒の話題など。

広州恒大総監督のリッピ「あとはユーロだけ」

イタリアのスポーツ紙ガゼッタがこのたび、オンラインで「過去最も美しかった紙面」をテーマに投票によるアンケート調査を行ったところ、第1位に選ばれたのは2006年ドイツW杯優勝時の一面であった。これを賞して同紙は当時の優勝監督である現中超広州恒大総監督のリッピ氏を招いて表彰式を行った。

この中でリッピ監督は今後の展望について、「サッカー界から離れることができないことは、自分が一番よく分かっている」とした上で、「3年後に中国を離れたとしても、またすぐサッカーが恋しくなるだろう。ただ、私はもうナショナルチームしか引き受けないよ。それも欧州のチームがいい。私はあらゆるタイトル戦に参加してきた。唯一、ユーロには出ていない」と語った。

また同じインタビュー内でリッピ監督は過去、ACミランからも監督のオファーがあったことを認めた。しかし、ガッリアーニ氏には断わりの回答をしたという。その理由を聞かれるとリッピ監督は「断った理由?それは今ここで話すことはできない」としている。

いずれにしろ、来季は前人未到のリーグ5連覇がかかっており、さらにカンナバーロ監督が率いる1年目のシーズンとなる広州。すでにブラジルで新外国人選手のスカウティングを始めているリッピ監督だが、まだまだ広州のために尽力してほしい。

※当ブログでは、中国1部リーグの呼称を中国で一般的に使われている「中超」に統一いたします。「中超」は中国語の「中国超級聯賽」の略です。

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小松英之(こまつひでゆき)

サッカーコラムニスト。

サッカー専門ブログ「BEE Football Spirit」アドバイザー、コラムニスト。

【略歴】

静岡生まれ。

小さい頃から地元の高校である清水商業(当時)や清水東、東海第一(当時)、静岡学園などの試合を見て育つ。Jでは清水サポ。大学卒業後に中国に渡り、日本代表やJリーグの観戦ができなくなるが、あふれるサッカー熱は抑えきれず中国サッカーの観戦及び取材を行うようになる。

【観戦経験】

英プレミア:マンU(香川在籍時)、チェルシーマンチェスターC。

リーガ:バルセロナ

セリエ:ユベントス、ローマ。

ブンデスニュルンベルク(長谷部、清武在籍時)、ハンブルガーSV

欧州CL:バルセロナベンフィカ

【中国Cリーグ】

中国サッカーへの造詣が深く、山東魯能をはじめ上海申花武漢卓アルといったクラブ関係者と交流があり、Jリーグのアジア枠設置に伴い、中国人選手がJリーグへ移籍する際の窓口の一つにもなっている。また、元中国サッカー協会会長の閻世鐸氏とは何度も会食している。

08年 Cリーグ武漢光谷の日系企業スポンサー募集担当。

08年 山東魯能のCリーグ優勝祝賀パーティーに日本人として初めて正式招待。

09年 アジアチャンピオンズリーグ 山東魯能日本人アドバイザー。

※当ブログでは、中国1部リーグの呼称を中国で一般的に使われている「中超」に統一いたします。「中超」は中国語の「中国超級聯賽」の略です。

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